大きなビニール袋いっぱいの、いろんな色の毛糸を知人から頂いたので、ぽつぽつと編み物を始めています。
毛糸がたくさんあるので、ロングカーデガンでもと思ったけど、色の配置が思いつかず、5玉そろったモヘアとウールの濃グレー糸2本どりで、まずはタートルネックのベストを編むことにしました。

いろんな色が混じったモヘアだから、シンプルなメリアス編にして、裾はゴム編みを付けず、もし袖が欲しくなったら、違う毛糸で編めばいいか・・・
くらいの段取りで、まずはゲージを編み、横幅の目数だけ確認してスタート。

ふと、キム・ナムジュ主演のドラマ「私の心を奪ってみて」1998年(楽天SHOWTIMEで1話のみ無料)の1話で、ハン・ジェソクのショルダーバッグに、ナムジュのニットスカートの裾が引っかかって、気が付いたら何センチかほどけ、それの毛糸を学生たちがゴム飛びのように遊ぶシーンがあったのを思い出しました。

通常ニットは下から上へと編むし、あとで裾にゴム編みを付ける場合でも最後は閉じるので、あのように解けるなんてこと無いはずだけど、そこはドラマ。”運命の糸” を伏線に用いているのでしょう。

楽天SHOWTIME の1話無料というのは、そのドラマを最後まで観たいかどうか判断できる、ありがたい仕組みで、同じ手法が使われたドラマ(思わず脚本家と演出家を確認したけど、どちらも違う人)「紳士の品格」(2012年)では、脇のスリット部分を超えてもなお、後ろ身ごろだけ解けるのは、どんなトリックなんだろう(ドラマは早々と中断)・・・と思いを巡らしながら脇下の位置まで編み進みました。
袖口のカーブと肩ラインは、編みながら決め、襟ぐり無しでタートル部分を編み上げていく予定です。

2016-0926