毛繕いが日課の猫たちは毛玉を吐くのも日課で、ハナとチビは、ほぼ毎日する。
ハナは食後間もないので後始末がしやすいけど、チビは胃のものを消化してから胆汁のような色の水溶液を吐くので、目が放せない。
外出から帰ると真っ先にチェックで、杉板にしてあるときは泣きたくなる。
床を濃い色を塗ったので、目立つのなんの。いまや廊下もキッチンも痕跡だらけなのだ。

 

毛玉を出すことを知らなかったミミが、ここ一年ほど前から吐き出せるようになった。なったのはいいが、ドライフードの混じった水っぽいものを、なぜか高いところからシャワーのようにぶちまける。
それも嗚咽がなくていきなりなものだから、場所を移動させるのが間に合わない。
流し台のステンレスの棚があった時も、一番高いところからだったし、仏壇やテーブルの上からもで、昨日はミミのお立ち台でもあるキッチンの棚の上から、料理本をめがけてやられてしまった。
本は、すぐに拭いても染みになってしまうのよね。
思い余って、お立ち台を撤去・・・といっても棚は必要なので、上1/3をカットして背面を補強(金具の長さが合わなくなったので、ストックの木でバッテンに打った)しなおし、切り口をバトンで塗装。
そして、一番上に置いたオーブンと横に並んだ本の高さを揃え、オーブンの上には結界の盆栽を置いた。
お気に入りの場所を失って、恨めしそうに見上げたミミは今、PCと背中合わせの仏壇の上でお昼寝中。
プチDIYで、たっぷりかいた汗を流した私も、珈琲を飲み干したら、お昼寝しよう。
草刈りの筋肉痛が、そろそろ出てきたしね。