2014-0514
新規サイトの仕事がひと段落し、他の頼まれごとも終えて、しばしブレイク。
背取りの籐がゆえに、すっかり色褪せてしまった安楽椅子を、仕事の合間に少しずつお色直ししていた。
それを一気に進めた。
編み込んだ籐を数センチずつ丹念に塗り込んでいく作業は、気が遠くなりそうだけど、頭が空っぽになるので、パソコンワークの息抜きにうってつけだった。

2014-0514a塗料は、COPIC(color E49)。
何年も前に、パースに使っていたのを竹籠(現在はプラゴミ用に)を塗ったのと同じで、マジックのように匂わないのと、まるでウレタン塗装したかのような風合いになる。
もともと焦げ茶だったフレームの色と同化して、いい雰囲気になった。

座布団で見えないものの、あと少しの所で4本目が終わってしまったけど、背もたれ部分が擦れて色落ちしないように、あとでクリアもかける予定。

 
色塗りに、油性マジックや墨汁を使うことが、しばしばある。
たとえば、レイアウトを変えたことでモニターの背面が丸見えになって目立つ白いケーブルを、黒のマジックで塗りつぶした。
居間ペンダントのソケットも、ローゼットに合わせて黒く塗った。
雨がかからない北窓の木製コンテナは墨汁で、ベランダの鉢なども、黒か焦げ茶に揃えたくて、テラコッタの鉢などは墨汁(色が抜ける)や OSMO で着色している。

そして今、椅子塗りで使い切ったCOPIC を逆さまにしておくと、まだ少し使えるので、猫たちの夏用ベッドの籐も塗り始めている。