甲州葡萄よりも少し大きくなるスチューベンは、巨峰のように黒くなったら完熟です。
色づき始めたグラデーションの頃の眺めが、絵になって好きです。

2015-0726

 

スチューベンとは?
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/budou-Steuben.htm より引用

アメリカ・ニューヨーク生まれの品種

スチューベンスチューベンはニューヨークの農業試験場が「ウェイン」に「シュリンダン」という品種を交配し育成されたもので、日本には1952年(昭和27年)に導入されました。

このブドウは寒冷な気候に適し、暖かい地方での栽培には向かず、生まれたニューヨークと同じくらいの緯度にあたる青森県をはじめとする東北地方を中心に栽培されています。

非常に糖度が高く貯蔵性に優れ、年末から冬にかけても美味しく食べられるブドウとして定評があります。

スチューベンの特徴

スチューベンスチューベンの特徴はなんと言ってもその糖度の高さで、20度以上にもなり、酸が少なく蜂蜜のような濃い甘さをかんじさせます。とても甘いブドウということです。外観は暗紫赤から紫黒色でベリーAとデラウエアを足して割ったような大きさで3~5g程度、皮は食べずに丸ごと口に含んで皮だけ出すようにして食べます。皮と果肉の間がとても甘く、軽く皮を歯でしごくようにして食べるのをお勧めします。香りはやや弱いです。

今時の種無しで皮ごと食べられるぶどうではなく、種もちゃんと入っています。