2008.1.31

久しぶりに立ち寄った完成現場に、創作室・中西さんの「石庭」が完成していました。
六方石とつくばい、縦位置用にトリミングしてしまったけれど、左端の方に、灯篭に見立ての割石が置かれています。
取り合えず、立ち枯れたセイダカアワダチソウと倒れた竹を、オープンハウスまでに片付けますが、 石庭の向こう景色は、竹林の間から県道と小川(実は用水)が見え隠れし、緑が生い繁ル季節になれば、 石庭とのコントラストが、さぞかし美しいのではと思います。
地窓のプリーツスクリーンを少し降ろした、ほの暗さの中に佇んでいると、気持が落ち着きます。
いっそ小さな屏風を立てて、茶室にしたらいいだろうなぁと思いつつ、ゆっくりシャッターを切りました。
幾歳月が過ぎ、六方石とつくばいも風化して苔むした石庭が目に浮かびますが、果たして・・・

1月のアツミセミナーのレポートを、講師の理事長さんがチェックしてくださいました。
蜂蜜のところで、訂正個所や追記などがありましたので、緑の太字にして分りやすいようにしました。 お時間のあるときに、また見ていただけたらと思います。



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2008.1.30

ストーブ前の肘掛椅子で、ロンとチビが左前足を伸ばして寛いでたのには、笑ってしまいました。
陽だまりの絨毯で寝そべっているときは、両手を前に投げ出していますが、 暖かいのとリラックスしてる、猫ポーズのひとつです。

この椅子の定員は三匹で、ロンとチビに、HANAかミミのどちらかが混じって、川の字で暖をとっています。
どうかすると、落ちそうになりながら、四匹が団子になって熟睡していることもあったりで、 母の肘掛椅子が、いまや猫の椅子になりつつあります。

この冬は、雨が多いような気がします。暦では、たしかに春ですが・・・早くも、三寒四温が始まっているのでしょうか。
今日は、晴れそうなので、2ヶ所の現場チェックを済ませたあと、プランの詰めを山ほど。
投げ出した猫の手も借りたいほどの状況です。

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2008.1.29

夕食の洗い上げが終わるのを見計らって、「お茶は?」と言いながら、息子が部屋から出てきます。
昨夜は、珈琲豆が残りわずかだったし、三年番茶も切らしていたので、緑茶を煎れました。
パソコンに向かいっぱなしになる前の、あるいはパソコン疲れのティタイムが、それも息子の方からの要求が、いつの間にか習慣になっています。
いつからだったかしらと思い起こしてみると・・・

昨年11月中旬頃の晩、「会社を辞めたからね」と言う次男。
いろいろ聞いてはいたので、時間の問題かと思ってはいましたが、あと一ヵ月すればボーナスが貰えるのにと、 まるで私が貰い損なったような気分でした。
「それで、次のところは?」「これから探すよ」と言って、2ヶ月半。
もちろん、職安に通ってはいたようですが、スローペースなのか腰が重いだけなのか、12月半ばに書類を出した会社からは、不採用の通知。 2人とも期待していただけに、がっくりしました。
考えたら、新卒の採用が決まってる時期だから、タイミング的に不利なのかもしれません。
長く感じた一ヵ月が過ぎ、ひとつずつしか申し込めない職安から、長男も利用したリクナビに切り替えたのが年明けです。
そして、やっと先週から、名古屋だの東京(浜松企業の本社へ)だのと、面接開始です。
意中の会社があったのかどうか定かではありませんが、仕事との出会いも運のひとつと、成り行きを見るゆとりが出来ました。
悩むふうでものないと思っていた次男が、自らお茶をと言うのは、不安を打ち消すことのひとつだったのかもしれません。

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2008.1.28

買い物前に珈琲ブレイクをと立ち寄ったフォノンカフェで、大好きなボケの花に出会いました。
ちょうど、蕾が開き始めたそうで、石壁とシャープに伸びた枝と赤い花びらとのコントラストが、素敵でした。

猫たちとの暮らしで、花を飾ることが少なくなり、ゴム系の観葉植物や多肉植物のサンスベリアツイストでさえもかじられてしまうものですから、 最近は置く場所や器で対処しています。
そのひとつが、ガラスのフラワーベースに入れた、ヒヤシンスの球根とクロッカスで、今のところ、猫たちには興味がないようです。
前に載せたベゴニアは、ヒヤシンスの器を盾にすることで、日照を確保しながら、猫たちの視線をカットしています。
何かの雑誌で見たアロエ・セクンダを探していたら、恐ろしく頑丈そうな棘のアロエ・鬼切丸というのに出会いました。
これなら猫たちも食べないだろうと、籠に入れてレジに持っていくと、ホームセンターのアルバイトさんも、会計時に触るのをためらったくらいでした。
もっとも、この鬼切丸、アロエの中でも、とびっきり苦いとか。

一昨日、三ケ日の『蔵茶房・なつめ』さんで浜松の情報誌を読んでいて、忘れかけていた地震のことを思い出しました。
そして、やっぱり食器棚の上の部分を下ろしておこうと、帰宅してから取り掛かりました。
ところが、器や本(半分は本棚にしてます)を出したものの、上下がしっかり止めてあったので、諦めて、出したものを戻しました。
それでも、使っていない器と本それぞれ3分の1くらいは、押入に仕舞い、防災グッズや水の補給をしておきました。
昨日から、静岡県西部で小さな地震が続いています。
心の準備だけはしておかなくてはと思いつつも、切れかかった灯油を買って置けばよかったとか、キャットフードや砂も・・・なんて、自分の詰めの甘さに気が付きました。

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2008.1.27

Kさんのお宅の風景を、もう一枚。
冬の日差しを受けた黒い火鉢と鉄瓶の美しさに、目も心も奪われ、心地よい炭の香りに包まれながら、低く暮すことの和みを、久方ぶりに味わいました。
そういえば、我が家にも黒い火鉢と、火鉢になりそうな鉢があるのを思い出しました。
ひとつは、ハイカウツギなどの寄せ植えに使っている、ころんと丸い火鉢。 もうひとつは、シダの鉢を入れている腰高の鉢です。
いっときは、手あぶり用にと、90センチくらいの腰高火鉢を探したことがあり、常滑の「ギャラリー・風」で見つけました。
ただ、もし地震でひっくり返ったらとか、留守中の猫たちが悪戯でもしたらと考え、その時は諦めたのでした。

鉄瓶から、シュンシュンと立ち上る湯気を眺めながら、ふとまた、火鉢への想いが募る私でした。

FTTPで更新していた、トキワ織物さんサイトのニュースを、これからMacで更新したいとの依頼があり、ウェブ上で更新していけるよう、ブログを勧めました。
さっそく、「さでんかん De ご飯」と同じテンプレートを使って、メニューを表示させ、記事部分のバックをホワイトにして、 トキワ織物さんスタイルに改造しました。
今、ブログリニューアルが面白くなりだした share-gaki です。

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2008.1.26

2.3の用事を足してから東名高速に乗り、豊田東インターからトヨタ自動車界隈を抜けて、Kさんのお宅へ辿り着くはずが、私の方向音痴は健在で、住宅街に入ってから迷子になってしまいました。
ちゃんとGoogle で検索しておいたのに、どうも、ひとブロック違ってしまったようです。
SOSの電話を入れながら、目の前の家の玄関ドア廻りを、分譲住宅の参考にとインプットしておく職業意識も健在でした。
自転車で迎えに来てくださった、Kさんの誘導で到着した住まいは、 まるで森の中の家にでもいるような南面の林と、住む人の暮らし振りを物語る、築後30数年の佇まいに、なんだか懐かしいような親しみを感じました。

蓋付きの黒塗り椀とお茶が運ばれました。お茶は、無農薬栽培の微粉末茶で、お抹茶とはまた違う美味しさです。
そして、漆塗りの黒椀の中は、マロングラッセ!
これは撮らなくっちゃと、いつものように、まずカメラでいただいてから味わいました。
この黒塗りのお椀は、この後に出されたお膳とともに、ご主人のご実家の岡山からきたそうで、100年以上の古民家と共に、時を経てきたものとのこと。
微粉末茶やお椀のストーリーから始まって、Kさんのこだわりや好奇心の矛先に、相通ずるものがあり、何十年かぶりに逢った友人たちが、その間を埋めるが如く、話が尽きずでした。
お昼にと用意してくださった“うどん膳”は、手料理と自家製の漬物など、大感激のご馳走です。(こちらのページをどうぞ

お住まいの方は、ご家族の歴史を共にした住まいへの想いを大切にしながら、これから先の暮らしを見据えた上で、ご自分たちで楽しみながら手を入れられること、プロのお任せすることなど、 ご要望を図面にして、また見ていただくことになりました。

食べること、暮らしのこと、生き方など、Kさんから教わることが多かった一日と、出会った縁に感謝しながら、お暇しました。

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2008.1.25

季節風が吹き荒れた昨日は、寒かったのなんの。
自転車のお爺さんを避けようと、右に大きくハンドルを切ったのと同時に、 強風にあおられたお爺さんが、私の車の目の前を、道路の右端まで移動したのには、びっくり。危ないところでした。

この寒さに、やっと防寒コートの出番です。
かれこれ17年近くになるコートは、毛皮付きのフードに、緻密な生地でポリエステルの中綿をサンドイッチにした、軽くて暖かいのが嬉しい、7分丈のコートです。
ただ、およそ被ることのないフードのために、大きく開いた襟元が寒いので、何年か前に、毛皮を外して襟巻きにしていました。
それでも襟巻きをするほどでもない時のフードのおさまりが、ずーっと気になっていたので、 思い切って、幅広のスタンドカラー風にリフォームしました。それも、自分で!
襟の高さを決めながら、「この辺でいいかなぁ」と、ためらいつつ鋏を入れ、襟の形や収まり具合を見ながら、着たり脱いだりの針を持つこと3時間余り。
すっぽり包みこむようなスタンドカラーに、首周りが暖かくなって、リフォーム大正解。 「やれば出来るじゃない」と、不器用な自分を誉めてやりました。

もうひとつ、リフォーム話です。
我が家でのガレージセールに来ていただいた、豊田市のKさんから、お住まいのリフォームについてのご相談をいただきました。
今日は、その打ち合わせで、豊田へ行ってきます。「お宅訪問」だけに終わらないよう、心して。(笑)

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2008.1.24

「重ね煮」の本が縁で手に入れた土鍋での炊飯が、だいぶ慣れてきました。
玄米と胚芽米を半々がスタンダードで、胚芽米だけのこともあるし、それに黒米と赤米の混ぜたのを入れてみたり、 いただきものの白米も、それだけで炊いてみました。
月に一度、名倉の合鴨農法家のお米(美味しいお米でしたよ)を注文し始めていますが、玄米を入れることで胃腸の働きが良くなるのを実感しています。
玄米100%とまではいかなくとも、残っている胚芽米や雑穀とのバリエーションを楽しもうかなと思います。

「重ね煮」の土鍋の発案者・船越康弘さんのサイト百姓屋敷わらで、 「玄米珈琲物語」を読んで興味を抱き、注文しました。<br> 昨夜、届いた顆粒タイプの玄米珈琲メモリザを、さっそくお湯を注いで味わいました。黒煎り玄米の珈琲は、やさしい味です。
黒煎り玄米の効用とメモリザのストーリー(サイトでご覧あれ)を、しばらく楽しんでみようと思います。

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2008.1.23

買ったときは、華奢で細長い花茎を、何本も伸ばしていたベゴニアが、 3年目の今年も、レンズ豆くらいの、固く閉じたままの赤い花茎を伸ばし始めました。
触ると折れそうな茎に気を使いながら、土がカラカラになると、たっぷり水やりしますが、 枯らさない程度の世話に、ちょっぴり後ろめたさを感じながらも、花芽が伸びると嬉しくなります。

植物が欲しているものを知っておかなくてはと検索したら、いまや検索上位のほとんどが、ブログなんですね。
詳しく知るには、ちょっと物足りなくて、やっと見つけた “ベゴニアねっと”をブックマークしておきました。
ひとくちにベゴニアと言っても、根茎性・球根性・木立性の他に、レックスベゴニア、ポピュラーなセンパフローレンスなど、 ずい分たくさんあるものなんですね。しばし、ベゴニア図鑑に釘付けでした。

ベゴニアとの出会いは、子供たちが幼稚園に通いだして、子育てにゆとりが持てるようになった頃で、 春先に小さな苗が出回るセンパーフローレンスを、素焼きの鉢いっぱいに植えていました。
とある病院の玄関先で、深緑の葉とピンクの花を付けたベゴニアとであったときは、帰り際に、ひと節いただいて挿し芽をしました。
うまく育ったのかどうか覚えてないのですが、毎年春になると、ベゴニアを植えていた時期があったのを、懐かしく思い出しました。

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2008.1.22

アツミスーパーで、“柿”という文字につられて、思わず買い物カゴに入れたのは、 薄く切った大根と柿のサンドイッチを甘酢に漬け込んだ、「シャリッと柿大根」という名の漬物です。
酢と塩、甘味に蜂蜜を使った柿大根の食感と、目でも味わえる美味しさは、スィーツ風のお茶うけにもなりそうです。

他に、「生金山寺漬」、蓬莱泉の酒粕を使った「パリッと黒瓜」、「ピリッと椎茸」「シャキッと山ごぼう」「ピリッカラと蕗」「ポリッと胡瓜」(ネーミングが面白いの)があり、 旬を味わうため、金山寺漬と椎茸以外は、出回るものが季節で変わるようです。

このシリーズは、北設楽郡豊根村(愛知)の 「山丁 豊根漬物」というところが、 野菜や椎茸などの食材からつくっているもので、サイトでも購入できます。
アツミスーパーの山田店ですと、お刺身ケース前の無添加ものが並んでいるケースで、 もう一度「シャリッと柿大根」をと思ったら、昨日は欠品していました。
ひょっとしたら、販売終了かもしれませんので、我もと思われる方は、お店にお尋ねくださいね。
どれも無添加なので安心ですし、4〜5人くらいで食べきるくらいの量が、お試しサイズとしても、ちょうどいいように思います。

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2008.1.21

分譲住宅の撮影で使ったカサブランカは、二輪の茎にたくさんの蕾を付けながら、咲いていたのは、たった一つずつでした。
それから一週間余りが過ぎた先週末、ふと見ると、ガラス鉢の中の蕾たちが、いつの間にか咲いていました。
萎れた花を取り除いて生け直し、白い花びらと赤い雄しべとのコントラストの美しさに、仕事の手を休めて、しばし眺めていました。
花束などは、花粉で汚れないように雄しべを取り除きますが、そのままの方が、白い花の美しさが、いっそう増すものですね。

数日前から浸しておいたツタンカーメンの豆を、ポットに植えようとバルコニーに出たら、 ごちゃごちゃとしたのが気になりだして、大掃除になってしまいました。
要らない鉢を仕舞って、生ゴミ処理機の位置を変えついでに、バルコニーに置いていたものを台所に仮り置きしたら、 足の踏み場も無いくらいになってしまって、片付けてるのか散らかしてるのか。
すのこの下も掃除しようと持ち上げたら、驚くほどの枯葉や土が溜まっていたので、掃き取って洗い流し・・・
3時ごろから始めたのが、ツタンカーメンの豆を植える頃には、日が暮れかかっていました。
畳一帖分の面積だったのに、大掛かりになってしまい、おまけに重いものを移動したので、忘れた頃に筋肉痛が出そうです。

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2008.1.20

「早く起きてよー」と猫たちが騒いでも、なんのその。
日曜日の朝寝坊を楽しんだあとは、洗濯機を回しながら、 ふすま入り小麦粉でパンケーキを焼いている間に、キャベツとバルコニーの春菊を、さっと湯をくぐらせて、茹でておいた豆とサラダに。
たっぷりの珈琲を淹れて、いただきもののジャムとで、モーニングタイムを済ませたところです。
洗濯物を干して、食器の洗い上げもして、猫たちの爪と毛の手入れをしてから部屋中に掃除機をかけ、延び延びになっていたツタンカーメンの苗作りとバルコニーの手入れを。
お天気が今ひとつですが、あれやこれやと撮影も・・・これが今日一日の仕事です。
昼ご飯は、ストーブで煮ておいた白い舞茸とひよこ豆と鶏肉で、久々にカレーを作ろうかしら。

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2008.1.19

友人の、Nちゃんの家を見た お客さまのMさんから、ご指名をいただいたことがあります。
床板や、DIYの珪藻土もですが、ホールや廊下の無いプランを気に入っていただいたのでしょう。
玄関と勝手口からのサービスヤードを、ウッドデッキで繋いだプランはそのままのバリエーションを持って行きましたが、 和室を少し狭くして、その分、洗面の収納をたっぷり取った以外は、Mさんのご要望で同じ平面プランになりました。
階段ホールの吹抜け部分も含め、壁は全て珪藻土仕上です。
その珪藻土塗りには、遠くに住まわれるご両親と大勢の仲間たちも参加されました。
洗面とトイレが担当の私は、すてきな仲間たちとともに、心に残る仕事をさせてもらいました。
あれからもう5.6年の月日が流れ、どんな風に住まわれているかなぁと、時々思い起こします。

そのMさんから、お電話をいただきました。
お子さんの自転車をウッドデッキに置きたいため、濡れないようにする材料などの問い合わせです。
珪藻土塗りで活躍したご主人が、エクステリアも手掛けたそうで、「一度見に来てください」とのお誘いで、 さっそく行ってきました。
エントランスに枕木を立ててレンガタイルや石を敷き、樹木を植えたり、花鉢を置いて、すてきな景色がつくられていました。
勝手口面のサービスヤードは、目隠しの木のフェンスで囲った、セミオープンな庭です。
住みながら、少しずつ手を加えて創りあげる暮らし楽しさが、伝わってきました。

そういえば、「ぜひ遊びに来てね」と仰ってくださったお施主さんのことも、思い出しました。
寒さが緩んだ頃、南方面の現場が始まる予定なので、その流れで訪問させていただこうかな。

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2008.1.18

「まぁ、きれい!」と、思わずカメラを向けました。
これって、何だと思いますか?
ネックレスだと、ちょっと重くて肩が凝ってしまいそうだけど、ベルトでは、ちょっと長さがたりないかな。

昨日は、サンゲツのカーテン新商品発表会があり、同僚と一緒に名古屋ショールームへ行ってきました。
ひと回りして見学したあと、ティールーム手前の、輸入ものや椅子張り地のコーナーを覗いていたら、 このカラフルな一群が目に止まりました。
実はこれ、カーテンを束ねるタッセルなんです。
ネックレスをタッセルに使うくらいですから、これをネックレスにしてもいいのかもしれません。
ただし、重さに耐えうる、強健な首や肩の持ち主でないとね。

新商品のカーテンは、無地やシンプルな柄と、皺加工や二枚合わせなどで、他のインテリアと合わせやすいものを中心に、 デザインが洗練されてきたように感じました。
たくさんの色を揃えた皺加工の生地に、デザイナーズブランドでプリーツのような皺加工の服を思い出しながら、 「これで何か作れそう・・・」とか、黒っぽい地に赤茶系のぼかしボーダーの生地をお腹に当てて、 「うーん、こんな帯があったらいいなぁ」と、私的想像の世界にも浸った見学会でした。

カフェ・アコーディアナさんの ブログが、昨日からスタートしました。

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2008.1.17

「もう寝ようかねぇ」と、猫たちに声を掛け、HANAを抱いてベッドの掛け布団をめくると、シーツと枕カバーに泥のような跡が・・・
マイシャの亡き後、日中に布団へ潜って寝るのは・・・犯人が分ったものの、朝起きた時は、そのことをすっかり忘れていました。
出勤の身支度を終えて、少し時間があったので、バルコニーの鉢物に水遣りをと、ジョウロを持ってサッシを開けた時、 部屋の隅に置いた観葉植物の鉢の周りに、掘り起こされた土がこぼれていたのが、目に入りました。
ま、まさか・・・鼻を近づけると、匂うではありませんか。
みっみちゃーーーーーん!
取り合えず日光消毒をしなくちゃと、鉢を外に出しましたが、なんだか、トム母とジェリー猫のような日々です。

写真はゴムの木の仲間を2つを並べた細い方に、芽が出たハヤトウリの蔓を、伸びるままにしています。
土に植えず、小皿に置いただけの水栽培なので、どこまでいけるか分りませんが、願わくば、猫たちの標的になりませんよう。

先日の、「食のセミナー」レポートをアップしました。今回のテーマは、砂糖と蜂蜜です。どうぞご一読ください。

2008.1.16

一昨日から「食のセミナー」のまとめに入っています。
なのに、メモを書き出して、つなげる作業が、まるで子守唄のようになって、すぐ瞼が閉じてしまいます。
そのたびに立ち上がって、お茶を淹れ、気分転換するのですが、パソコンの前に座って、しばらくすると Z z z z z ・・・
諦めて、はやばやとベッドに潜り込みました。

今朝の起床も7時近くで、どうも猫モード(ぐうたらモードとも)です。しかも寝すぎで、腰痛。
起きられなかったのは、どんよりとしたお天気のせいと、実は美味しいものを食べている夢を見ていたのです。
時々、猫たちの、「お腹が空いたから起きてよ〜」という鳴き声で、現実に戻されながらも、しっかりいただきました。(笑)

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2008.1.15

古い民家を建て替えの友人が、図面持参でやってきました。
ほぼ間取りが煮詰まって、今は見積りの段階になり、ご主人の年回りが良い春に、着工だそうです。
「本当に納得のいく家は三度建てなければ・・・」との言い伝えもありますが、新婚時代に建てた家を、4.5年程前に増築したばかりの友人が、 同じ敷地内の母屋を二世帯住宅に建て替えてもらうことになったので、“今度こそ!”との意気込みを感じました。

彼女のイメージは、建築誌でも紹介されているような古民家再生なれど、設計コンセプトは京都の町家風・・・
再三の、「古材や建具が使えませんか」の申し出に、やっと、欅の大黒柱は挽いて式台と床の間の床板に。 一部の梁と建具も使ってもらうことになったそうです。
一尺もあろう欅の大黒柱を挽いてしまうなんて勿体無いようだけど、産廃にならないだけ良かったのかなぁ・・・と。
そして、松材の床天(2階の床が1階の天井になる)は、私の宿題になるかも。(正確には某氏)
二つの温室と畑のある広い敷地に70数坪の家ですから、設備などもハイグレードでの見積りが提出され、 親世帯のコンパクトキッチンも含めたシステムキッチン廻りだけで、セルシオ1台分!
なんだか、違う意味で周りも張り切っているようです。

3月末の解体前に、訪問する予定です。
たくさんの障子は、ごく普通の組子だそうで、板戸も鏡板が薄くて再利用するかどうか。
使わない梁なども、建築関係者でないと運べないかもしれませんが、ただただ産業廃棄物にしてはならじとの思いで視察です。

井筒屋珈琲店マスターの IZUTSUYA Coffee&Photo brake を更新しました。どうぞご覧下さい。

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2008.1.14

このところ、ブログの改装に勤しんでいます。
「さでんかん De ご飯」のフッターの画像を外して、メニュー(フラグインとも)の並びを変更しました。
その同じテンプレートで、実は私も、横位置写真のためのブログを、こっそり(HPが縦位置写真なのでね)。内容がダブルので、お知らせしていませんが、横位置写真の記録帖です。
「カフェ・アコーディアナ」の Diary も、ブログへの移行準備で、現在の形に近いテンプレートを選んでの改装を終えました。
こちらは、使い慣れたら移行の予定ですが、写真が好きなだけ貼り付けられるのと、word 感覚で書けるので、 作るも読む方も、きっと楽しくなるんじゃないかと思います。
おぼろげながらもテンプレートのしくみが分りだすと、けっこう面白い作業です。

ベッド下の湿気対策に、『東新座』さん経由で注文した、袋詰めの竹炭を受け取りに行ってきました。
6月辺りからダニに悩まされるものの、重いマットレスベッドを干せないので困っていたのと、竹炭をベッドに下に置いて、空気の浄化になればとの思いです。
ダニそのものは、木酢や竹酢をマットレスに塗布するのが有効だそうです。 猫トイレの消臭用に使っている竹酢があるので、暖かくなったら、さっそく試してみましょう。

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2008.1.13

昨年秋から、麦と米麹を合わせて作った味噌(手前)を、12月に入ってからは、米麹(奥)だけの味噌2種類を使っています。
この味噌を、2、3年寝かせたら、もっとコクのある美味しい味噌になるかしらと思いつつも、寝かす前に終わってしまいそう。

今年もまた、味噌仕込みの時期が近づいてきました。
今度は、「食のセミナー」の理事長さんお薦め、“青大豆の味噌が絶品!”も、少しだけ作ってみようかな・・・とか、 やっぱり麹は米麹だけがいいかなぁと、思案中です。

塩と大豆と米麹の配合は、約1.2.3。たとえば大豆が2sならば、米麹3s、塩1sで、8sの味噌ができるそうです。
我が家の大鍋を二つ使っても、2sの大豆だと溢れてしまうので、大豆を1升(1.4s)・米麹2升(2s)・塩4合(720g)で作ります。
この配合で約6sの味噌になり、これを2回作って、2人家族のほぼ1年分です。(夏場はお味噌の摂取が減るので)
それに、このくらいだと、冬の休日に家のことをしながら、ことこと煮れば、思ったほどの労力ではないのです。
でも、家族が多かったり、離れた家族の分もとなると、相当の量を仕込むことになるので、圧力鍋をもってしても重労働でしょう。
今まで仲間と一緒に味噌づくりをしていた友人は、仕込む量が増えたので、茹であがった豆と麹を混ぜた状態で、容器に詰めるだけまでにしてくれる麹屋さんを利用するそうです。

取っ掛かりは、やり易いものを選択するとして、味噌づくり初めの一歩を、あなたも始めてみませんか?

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2008.1.12

『かもめ堂』で、白いお皿にテイクアウト料理を盛り付けていただき、大きなガラス鉢には、家から持参したサラダを、挽きたての珈琲とで、 ランチのイメージをコーディネートしました。
昼いちばんの撮影であっても、終了後の料理の行方が気になるスタッフ・・・はてさて、ワンプレート料理は何処へ。
今回の中西さんのセッティングは、建具の濃い色に合わせたテーブルやローボードと、雰囲気のあるローソファのベージュで、シックにまとめています。
ダイニングから見える和室も、プリーツスクリーンを使い、やまさきさんのモダンな墨絵で、いい空間になりました。
これに「石庭」が完成すれば・・・“見せたい家”。(中村好文さんの講演でのお言葉・・・比喩ですが拝借)
予定していた見学会が、少し延びましたが、来場者からどんな反応をいただけるのか楽しみです。

しかし、私が何をしたでわけでもないのに、終わったあと、どっと疲れました。
午後4時半過ぎに帰社して待っていたものは、ぜんざい!
そうでした、昨日は鏡開きだったんですね。疲れたあとだけに、ほんに美味しかったぁ。

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2008.1.11

今日は分譲住宅の撮影と取材があり、それに先駆けて、昨日から創作室の中西さんにセッティングしていただいてます。
今回は、“あたふた”も一緒にお任せした私は、「テーブルの白いお皿に、美味しいものでものせましょうか〜」なんて、お気楽なことを言ってます。
アイランド型のキッチンに合わせた、ブラックウォルナット色のテーブル(脚のフォルムに拘ったそうです)が、とてもいい感じです。
オーダーならではの一体感が出て、正解でした。
和室の地窓から見せる石庭の施工は、少し後になりますが、初めての試みなだけに、楽しみです。
引っ張りだこの中西さんを、もう少しお借りしますね。

昨日、作り方を紹介した柚子たちを撮りました。
薄く切りすぎて、予定の半分くらいしか出来なかった柚子巻き大根は、あまり薄いと、大根の味わいも薄れるようです。
柚子風味の黒砂糖シロップは、さっそくお湯で割って飲みましたら、これは手軽で美味しい!
柚子巻き大根の後ろに隠れている、柚子の蜂蜜漬けは、セミナーでいただいた「野の花の蜂蜜」で漬けました。
いずれ味が馴染んでから、温かい柚子ティにしようと思います。

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2008.1.10

セミナーでお会いしたNaitoさんから、ご自宅の庭で収穫した、柚子とレモンをいただきました。
足助のマンリン書店で、「柚子のある暮らし」(中村茂子著)を手に入れたばかりでしたので、嬉しいグッドタイミング!

手始めに、Naitoさんも、とうに実践されている柚子巻き大根を。
作り方は、大根(1/2本)を薄い輪切りにして、ザルに広げ、半陰干しで2〜3時間・・・切れないスライサーだったので薄くなり過ぎたうえに、干しすぎて切干大根寸前。(笑)
干した大根で、千切りにした5個分の柚子皮を、くるくる巻きいて糸を通して吊るし、半日ほど日陰干し。
漬け汁は、柚子(5個)の絞り汁と酢を各1/4カップ、ざらめ糖・・・とありましたが、家にある粗製等を大匙1、自然塩を小匙1/2、出汁(または水)を1/4カップで、 熱湯消毒した保存瓶に干した柚子巻き大根を詰め、かぶるくらいに漬け汁を入る。
翌日くらいから食べられ、冷蔵庫に保存すれば1ヵ月もつとか。

ちょうど黒砂糖があったので、柚子の黒砂糖漬けも。
柚子を皮ごと輪切りにし、蓋付きの容器に黒砂糖と交互に詰める。
1週間ほどで、柚子風味の黒砂糖シロップができる。
柚子そのものをお茶受けにしたり、シロップを水で薄めて飲むと、疲労回復にもなるそうです。(半月で飲みきること)

もうひとつ、柚子の種の化粧水を。
柚子の種を洗わずに瓶に入れて、焼酎(または日本酒・・・私はこちら)を注ぎ、密閉できる蓋をして冷暗所に置く。
半月くらいでペクチンが固まってゼリー状になるので、種をこして使いやすいように小瓶に分けて冷蔵庫へ保存。
アルコールがきつい場合は、蒸留水で薄めるといいそうです。

柚子の香りが部屋中に漂って、夕べは、いい心持ちでした。

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2008.1.9

食品の安全性については、添加物や合成色素などには気を使いながらも、三温糖やグラニュー糖を置いていたし、 マーガリンやマヨネーズは常備品で、食用油にも無頓着でした。
それが、5年ほど前に読んだ「ゲルソン療法」がきっかけで、食用油や精製された砂糖、食塩、小麦粉の害を知って、調味料を一掃しました。 我が家の、“第一次食品革命”です。
それ以降は、どうしても甘味が欲しい時に蜂蜜を使い、上質なオリーブオイルとごま油に切り替え、 今思えば不必要なほどに減塩して、素材そのものを味わうよう心掛けました。

そして今また、フードオアシス アツミセミナー 「食を考える会」に参加するようになって、“第二次食品革命”真っ只中です。
知ってるつもりの私の目から、何度うろこが落ちたことでしょう。
昨日のテーマは、「砂糖と蜂蜜」。
いろんな種類の砂糖や蜂蜜を味わいながらのセミナーに、学ぶことが、こんなにも楽しいことなんだと思った2時間でした。
また近いうちに、まとめますね。

たくさんの豆に出会えた前回のセミナーのおかげで、豆が苦手だったなんて嘘のように、ちょっとしたマイブームです。
昨日のセミナーの際、「まだまだあります」と、いただいたプリントで、「べにや長谷川商店の在来種の豆」(無農薬有機肥料で栽培)の存在も知りました。
貝豆、栗いんげん、パンダ豆・・・興味が尽きません。

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2008.1.8

昨日の朝食に、七草粥ならぬ、うずみ粥をつくりました。
炊きたてのご飯(玄米と7分の胚芽米を半々が気に入ってます)の上に、熱々の絹豆腐、たっぷりの大根おろしとシラスに三つ葉をのせて(胡麻を忘れてしまいました)、 昆布と鰹節の出汁でお味噌を溶いた汁をまわし掛けて、いただきました。
本来は西京味噌を使いますが、今年は米麹と麦麹の自家製味噌にしてみました。この方が甘過ぎず、私にはいいようです。

毎年1月7日に、会社で初詣巡りをしますが、所要で欠席した私は、今日が仕事始めです。
年末に竣工した分譲住宅のチラシ撮影を金曜日に控え、2.3日でセッティングプランをまとめねばなりません。
今回は、創作室の中西康之さんに、アイランド型キッチンの延長のダイニングテーブルと、和室の地窓向こうの石庭を依頼しました。
年末に撮影日が決まったので、いきなりカウントダウンに入って、器は、アートは、花は・・・と、バタバタになりそうです。

昨日もお知らせした、フードオアシス アツミ主催のセミナー 「食を考える会」が、アイプラザ豊橋(旧勤労福祉会館)にて、今夜7時より開催されます。
今年もまた、どんなエピソードが飛び出すのか、楽しみです。

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2008.1.7

『蔵の中ギャラリー』さんの、「お正月のしつらえがいいの、来てね」とのお言葉通り、作家さんたちの作品に合わせたダイナミックな生け花に、目を奪われました。
足助でギャラリーと書店を営んでいらっしゃるご姉妹は、ギャラリーの企画展を妹さんが、書店の方はお姉さんが担っています。
野の花を愛し、敷地内でもたくさんの山野草を育てていらっしゃるお姉さんが、企画展での生け花もされ、そのセンスたるや、一冊の本になってもいいのではと思うほどに、いつもわくわくします。
蔵の中ゆえに、自然光が望めず、花の色を再現できないのが、ほんとに残念でなりませんが、作品と共に、創作花もご覧ください。

お知らせです。明日、第1火曜日は、フードオアシス アツミ主催のセミナー 「食を考える会」が、アイプラザ豊橋(旧勤労福祉会館)にて、午後7時より開催されます。 関心のある方は、ぜひ!

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2008.1.6

“猫の駅長・たまが就任1年 客招きの功績で昇進”
和歌山電鉄貴志駅(和歌山県紀の川市)の猫の駅長、たま(メスの三毛猫8歳)が5日、 就任1年を迎え、客招きの功績大として「スーパー駅長」に昇進。平社員から課長職へ出世した。(毎日新聞)

ちょっと前にも

“ポチやタマにも扶養手当”
「ペットも家族」と共立製薬が、昨年11月に社内規定を見直し、正社員が犬か猫を飼っている場合、基準外給与として支給することを決めた。 数にかかわらず一律1000円を支給する。
また、ペットフードメーカー日本ヒルズ・コルゲート(東京都)は05年から、犬・猫を新たに飼い始めた時に、「家族を迎え入れた」として1匹につき1万円の祝い金を支給している。 ペットが死んだ場合は忌引休暇(1日)を取得でき、3人が利用した。(asahi.com)

ほのぼのとしたニュースに、思わず頬がゆるんでしまいました。

新年のご挨拶がてらにおじゃました、『カフェ・アコーディアナ』さんで、ガトーショコラを注文。
艶やかなお皿の中の、チョコレートをたっぷり使った濃厚な美味しさに、身も心もゆるみっぱなし(膨らみ?)でした。

足助の『蔵の中ギャラリー』 さんから、久しぶりに企画展の撮影依頼がありました。
陶芸家の鈴木五郎さんと吉川千香子さん、古材の栗原太さんと、古布バッグの高橋ひろみさんといった、そうそうたるメンバーですから、 二つ返事でお受けし、飛んで行ってきます。

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2008.1.5

新年会にお誘いいただいて、ふたたび 『さでんかん』さんへ。
金曜市に出店されている、豊橋や新城の農家の方たちや、『さでんかん』さんでの食養で、食の大切さを気付かされた方などが集い、 自己紹介を交えながら、お料理に、話にと、楽しいひとときを過ごさせてもらいました。
若い世代の方たちが、循環農法や有機農業に取り組んでいらっしゃるのは、消費者としても心強いことですし、 地産地消のネットワークへのパイプ役を担う、『さでんかん』さんの存在も、貴重だなぁと思いました。

種蒔きからここまでなるのに2ヶ月近くもかかった春菊を、鉢の半分ほど、昨夜の鍋に使いました。
バルコニーで鉢栽培ですから、いつでも使える量を育てるのは無理でも、冬の石巻の畑では味わえなかった、葉っぱもの栽培に、 また取り組んでみようかなという意欲が湧いてきました。

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2008.1.4

お正月も、2日から営業しているところが多くなり、昨日は、『ラトリエ・ドゥ・テ』さんでケーキタイム。(食事前に!)
注文したキャラメルムースは、ユニークな使い方のチョコレートとキャラメルの、香ばしさ、食感が美味しいケーキでした。
横に添えられた小さなケーキは、ホワイトチョコレートケーキにハート型のチョコがついたものです。
『ラトリエ・ドゥ・テ』さんならではの、目にも美味しい一皿を、センスごといただきました。

そのあと、インテリア雑貨のお店で買い物をして、昼頃に『さでんかん』さんへ。
『さでんかん』さんのお雑煮ランチは、さでんかん De ご飯 の方にアップしましたが、 とっても美味しいお出汁のお雑煮でした。

ランチのあとも、豊川のインテリア雑貨のショップへ。
実は、我が家の台所には時計が無く、今までは炊飯器のデジタル時計を見ていました。
炊飯用の土鍋を新調して、使わなくなった炊飯器を仕舞い込んだとたん、現在時間の把握に困ってしまい、 小さな時計探しのショップ巡りとなったのです。
置時計を中心に見て廻りましたが、気に入ったデザインで数字が見やすいものが見つからず、 諦めて『茶廊・藍』さんで、お茶とおしゃべりを満喫してきました。
もう一軒行く予定をしていたのですが、午後三時過ぎともなると、急に空気が冷え込むのですね。
ぬくぬくとした家が恋しくなり、家路につきました。

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2008.1.3

友人と、その娘のMiちゃん、Watching にも登場したYukiちゃん、Kanちゃんと一緒に、 某カフェへおじゃましました。
お正月休みのところを、私たちのために時間を取っていただいたうえに、美味しい甘酒と鰤大根まで用意してくださって感激です。
お正月らしく炬燵を囲んでの百人一首に、未経験の私たちは、初めはおずおずながら、最後は我を忘れての熱き合戦に沸きました。
遊びを通して、日本文化の奥深さを気付かせてもらったり、楽しい話に想いを馳せつつ、今年の、いいひとときのスタートになったことを感じました。
お休みのところを、快く迎えてくださったご主人たちに感謝です。


最近、流し台下の扉を、爪でこじ開けて進入することを覚えたミミが、中の乾物や豆類のビニール袋をかじってしまいます。
その対策に、取っ手を紐で縛って開かないようにしていましたが、それでは使い勝手が悪いので、 入られてもいいように整理をし始めたら、止まりません。
「これは、本当にいるだろうか?」と自問自答しながら、空き瓶のほとんどを処分してスッキリしたところで、使わなくなった炊飯器をバリケードに置いて、 「いつでもどうぞ」と扉を半開きにしました。
ストックの豆類はキャニスターに入れ、昆布などの袋物は別の場所に移して、対策は万全・・・たぶん。
好奇心の強い猫たちとの暮らしは、知恵比べでもあります。

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2008.1.2

元旦のお昼は、弟家族を迎えて、我が家でお昼を共にしました。
ここに引っ越して以来、20年間続いている正月行事で、母がいた時も、我が家が実家代わりでした。
彼等たちが、美味しいお寿司とともにやってきて、私は数種の料理を作りますが、お客さまを食事でもてなす機会が少ないので、ちょっとだけ張り切ります。

今回は、じゃがいも・タコ・舞茸のケイパー風味、帆立の和風カルパッチョにインゲン・レッドオニオン添え、菜の花・蕪・ミニトマト・ルッコラのサラダ、 これに、やわらかく煮た丹波の黒豆です。
デザートは、サラダにする予定の白花豆を煮すぎてしまったので、つぶし餡にして抹茶アイスに添え、彩りに干し柿と黒豆を。
デザートの試作を撮ってたところへ、いつもより早い到着です。料理の方は、撮る間もなく口へ直行しました。
黒豆以外は、毎年メニューを替えていますが、甥や姪たちの食欲と嬉しい反応に、つくる原動力をもらっています。

ひところは建具を外してテーブルにしていましたが、5人の甥や姪たちも大きくなり、親に付いてくるのは、お年玉世代だけ。 我が家の長男も、今年は彼女とお正月なので、座卓で十分でした。

さて、今日は着物に着替えて、友人たちとお出掛けです。
これも正月行事のひとつでして、例年ですと浜松の骨董市へ繰り出すのですが、今年は近場でゆっくりの予定です。

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2008.1.1

明けまして おめでとうございます。
今年も どうぞよろしくお願い致します。

冬型の気圧配置にすっぽりと包まれた、日本列島各地のみなさんは、どんな元旦を迎えているのでしょう。
温暖な豊橋でも、吹き付ける冷たい西風に震えています。

「晒柿」を立ち上げて、7年余りが過ぎました。
開設のきっかけは写真でしたが、好奇心の赴くまま突っ走っていた初期から、自分史かもと、不得手ながら記すことを日課にしてきた日々へ。 昨年あたりは、「食」をテーマに新たな世界が広がり、暮らしも少しずつ変わってきています。
そして、いろんな方との出会いで、表現力の足りなさがもどかしいくらい、わくわくする気持や感動をいただくことが多くなり、 ふっと思うのでした。自分のすべきことや、できることってなんだろうなぁと。
暮らしもHPも、肩の力が抜けてきたかなぁと思うこの頃、この歩調で、今年は自分探しをしてみます。

井筒屋珈琲店マスターの IZUTSUYA Coffee&Photo brake を更新しました。
「内田珈琲店」 1月の限定珈琲と、「さでんかん De ご飯」も、1月バージョンです。どうぞご覧下さい。

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