着物と帯、それに小物が揃ったところで、ハタと悩みました。

「バックはなにを?」

洋服で言えば、スーツのようにカッチリ着ることが少ない私ですから
バックもそれなりのものをと、あちこち見て回りました。
が、どれもいまひとつ。
ふと、手持ちのバックをあてがってみましたら、なんと合うではありませんか!
“洋服感覚”の着物選びだから、案ずることも無かったのです。



右上に並ぶ、アジアの古布を柿渋で染めた袋(僊)とヨーガンレールの印傳の巾着は、お財布や免許書だけ入れて買物するのに使っていました。 右端は、唯一きもののために買った、赤茶色の皮トートバック(僊)です。私にしては珍しく派手目の色ですが、意外と手持ちのきものに合います。
左下の左側は、私用に小林陽子さんが作ってくださったもので、 カーキ色の麻布に、更紗の古布 をアクセントに入れていただきました。 右側は小林さん所有の麻巾着で、古いきもの地がいい風合いになっていました。
右下の、柿渋で染めた手下げカバンは、上の巾着と同じく、 さんで買ったもの。 カメラやレンズを入れても、へこたれない頑丈さと大きさが気に入ってるもので、今や share-gaki のトレードマークにもなっている愛用のカバンです。


蔵の中ギャラリー で見つけた網代の大きなバックは、ショルダーとしても使え
一泊の旅行や荷物が多い時にも重宝しているもの。
これも着物に合うことを発見して嬉しくなり、網代の草履を揃えました。
いただきものの鼻緒をすげてもらおうかと思案中です。


前から憧れていた山葡萄の蔓で編んだ籠は、L.p.a さんでゲットしました。
これも、和洋問わず持てるので、使い込んでいきたいもの。
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