インテリアコーディネーターのハンドブックとしてお薦めの本をいくつか紹介します。
『開店開業のデザインプラン』 深山葛明著 グラフィック社 2,900円

建築やインテリアデザインに携わっていると、イメージパースでの提案は必須です。こと店舗となるとパースが決め手になることもあります。 この本は家具の展開図も記載されており、パースと共にプランニングの参考にもなります。

『インテリア・カラートーク』  長谷川矩祥著 グラフィック社
『インテリア・プランニングトーク』  同上 各3,000円(税別)
 

長谷川矩祥氏のお話を2.3度聞く機会がありました。YAMAHA入社当時はギターやスポーツ用品のデザインをされてたそうで、 のちに住宅設備の開発から住空間のプランニングに携わるようになったとのこと。 軽やかな話術がとっても楽しくて面白く、プランニングの展開も素晴らしいのです。願わくばパース講座を受講したいと思っている私です。 『インテリア・カラートーク』は、パース技法が詳しく説明され、『インテリア・プランニングトーク』の方は、プランニングのバリエーションが 順序だてて記されています。  

『INTERIOR PRESENTATION』住宅編   石坂健一・小林もよ著  トーソー出版  3,399円(税別)
"Humans have a rich character capable of appreciating beauty.
They also have the creative ability to produce beautiful things."

(人は美しさに感動する豊な感性と、美しいものを創り出す創造力を持っています)

いい言葉でしょう。すっかり気に入ってフロアスタンドのセードに墨で書いたり、和紙にしたためています。 ステキな言葉で始まるこの本は、イメージコンセプトからエスキース・模型・パース・仕上げボードに至るまでの プレゼンテーションの流れが、分かりやすく編集されています。


『素材・建材ハンドブック』    建築資料研究社   2,450円(税込)

建築に関わる素材・建材は非常に種類が多く、なかなか把握できるものではありません。いざと言う時のために“虎の巻”として用意しておきたい一冊で、 この本は自然素材も含め、写真などと共に分かりやすくまとめられたものです。
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