建築家・富田真知子さんによって改築された『茶廊・藍』は、古い日本家屋を生かした造りです。
土間の黒と土壁、低い天井とほのかな明るさがとっても心地よく、美味しい珈琲をいただきながら水鉢や植物、
和室の奥の中庭を眺めていると、悠々とした時の流れを感じます。 三河は喫茶店が多いことで知られていますが、ギャラリーもまた増えている中で、『茶廊・藍』は 芸術や文化、創り手の思いが伝わるような、心惹かれる企画展を継続している数少ないギャラリーです。 オーナーの企画力と、そのお人柄に共鳴したアーティストたちが、惹きあうように集まるのでしょうね。 企画展のない普段のギャラリーも、庭の草花が古い壺に生けられ、古家具や骨董の器と共に迎えてくれる、さりげない“しつらえ”が、これまたすてきですよ。 |
■11月 1日(金)〜15日(金) 八木祥光 写真展 ■11月16日(土)〜30日(土) 鵬志堂イサム 陶展 ■12月 1日(日)〜15日(日) 小林幸子 布絵展 ■12月18日(水)〜22日(日) KUMIKO BANDO クリスマスリース展 |
つい先ごろ、小林紘一郎さん・陽子さんの“秋さき織展”が開催されました。 建具を取り払った和室がギャラリーです。靴を脱ぎ、畳に座って作品を手に取りながら、ゆったりと観るのって何だか心改まるようで、いいものですね。 |
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