アトリエ糸 

秋 さき織展



今回の裂き織りは、ほとんどを紘一郎さんが織ったのだそうです。 タペストリーや帯、テーブルセンターの図案は、織りながらデザインしていくとのこと。 『海』をテーマにしたものなど、今回お目見えしなかった作品を、写真で見せていただきました。
古布を1センチくらいの幅に裂くのは、力と手間のかかる作業で、それを織りこむ作家の思いが伝わってきます。




和にも洋にもマッチする丁寧な作りのバックや、デザインの楽しい巾着袋やショルダー・トートバックなどが並び、 ワクワクしながら、ひとつひとつ見ていきます。
裂き織りをポイントにした座布団も、藍染め、柿渋染め、黒の木綿があり、 「柿渋と黒のどちらにしようか・・・黒は猫の毛が目立つだろうなぁ・・・」と迷った末に、柿渋染の座布団をひとつ。 珈琲をいただきながら、「出会いは大切にしなくちゃね」と、結局黒い方も一緒に買いました。
この日の個展に何とか間に合ったというジャケットやコートは、どれも素晴らしく、手にとって触れて羽織り、裂き織りの良さをあらためて感じました。

  
写真をクリックしていただきますとジャケットやコートの全体がご覧になれます。





Back number