![]() 格子から入る西日がノスタルジックです ![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() いろんなお店を紹介しているわりには、物怖じする私ですが、今回は『井筒屋珈琲店』マスターの、 「写真を展示している」という言葉に後押しされて、『茶房・母莉蒔田』を取材させていただきました。 昨年6月にオープンした、『茶房・母莉蒔田(もりした)』の前を通るたびに、アンティークな色使いの格子が気になっていました。 知人からも、「あなたの好きそうなお店よ」と教えられ、さっそくおじゃましたのが一年ほど前のことです。 どっしりした欅のカウンター、木の床、角材の格子が、コンクリート打ち放しの無機質さを打ち消して、居心地の良さを創り出し、ほどよいインテリアに、研ぎ澄まされたセンスを感じました。 スキップフロアを上がったスペースには、分厚い欅の長いテーブルがどーんと置かれ、これまた share-gaki 好みでした。 取材で久々に来てみると、その大きなテーブルは分割されて、4人掛けのテーブルにリメイクされていました。 知らない人との距離感からでしょうか、長いテーブルはあまり利用されていなかったゆえに、3つに切ったのだそうです。 ちょっと勿体無いような気がしましたが、仲間との会話を楽しむお茶、好きな人との世界を楽しむお茶、一人きりの時間にひたるお茶など、各々の寛ぎサイズがあるようです。 母莉蒔田の珈琲豆は拘りの自家焙煎で、丁寧に淹れた珈琲は豆の個性を引き出し、深い味わいとなって余韻を残します。珈琲の美味しさもさることながら、 “本日のおすすめ・ポテトケーキ”が、とっても美味しいのに感激です。どこのケーキなのかをお尋ねしたら、 安城でパンを焼いているご友人に、“母莉蒔田オリジナルケーキ”として作ってもらっているとのことで、もう少しすると、栗のケーキも登場するそうです。 看板のロゴをデザインされた(化粧室脇にも書画が掛けられています)書家・浜野龍峰さんといい、 アイスコーヒーで使う、海老茶色のラインが粋なグラスを作った陶芸家のご友人など、お店に関る人脈の豊かさもが、『母莉蒔田』の味になっているんでしょうね。 珈琲通にはとっくに紹介されている『母莉蒔田』を、 share-gaki からも遅まきながらの紹介でした。ぜひ、足をお運びください。 ![]() |
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