着いたのが日暮れ間近かでしたので、まずは併設のCafe nokaでカフェタイム・・・どうも私たちは、“花より団子”です。(笑)
外観はなんてことない小屋のような建物でしたが、一歩入った店内は、ただものではない雰囲気を漂わせていました。
構造用ブロックをペイントしただけの壁と杉の床板、古材のテーブルと古い家具、坂田さんのテキスタイルに野田琺瑯
(最近はこの琺瑯容器と柳宗里さんの道具が、ギャラリー三神器のふたつになりつつ?)と、さりげなく置かれた古い道具や器、そして、建築やデザインの書籍。
その中に、中村好文さんの本を何冊か見つけました。
実は、この本を見て、紹介せねばとの思いを強くしたのであります。
Cafe nokaは、今年5月にオープンしたそうで、借景を取り込んだ窓やシンプルな動線に、ふと中村好文さんの設計かもしれないと思い、若いスタッフに訊ねましたら、
オーナーが携ったとのこと。建築デザインをされていたようなお返事が返ってきました。
客は私たち二人っきりです。ストーブの音をBGMに、たっぷりのカフェオレと林檎のバターケーキをいただく。もちろん、美味しい!
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