浜松シーサイドゴルフクラブでは3回目の開催となる渡辺貞夫さんのライブに、今年は一人で行ってきました。
実は8月2日の名古屋厚生年金会館にも行き、中3日置いてのWライヴで、しかもディナー付きの、リッチな自分へのご褒美です。(昨年も同じことを言っていましたワ)
午後から休みを取ったものの、豊橋からだと1時間少々で着くので、時間を調整して6時過ぎに到着。 ほどなく開場になり、ディナーの席に着きました。オードブルの他はバイキングで、料理を取って席に戻ると、同じテーブルに貞夫さんご夫妻が! もっとも12人掛けの長いテーブルの両端でしたが、 クラブのオーナーご夫妻とお話を交される貞夫さんや、隣のテーブルのメンバーたちも気になり、食事どころではありませんでした。(^^)



ディナーではゴルフ会員が多いからなのか、食事中のマナーだからなのか、ミュージシャンに声を掛ける人がいないし、まして英語が話せない私は熱い視線をおくるだけ。でもちゃーんと返ってくるんですよ、素晴らしい笑顔が!
ディナータイムもだいぶ進んだところで、クラブオーナーがテーブルを回りながら声を掛けていきます。どうやらこのテーブルは、私を除いて招待客のようで、私の前に座っているご夫妻とも挨拶を交されたあと、「Haradaさんですね」と私にも。 びっくりする私に「一番に申し込んでいただいたから」とおっしゃり、貞夫さんに引き合わせていただいたのです。
一年前の、貞夫さんを挟んで友人と一緒に写真を撮ってもらった時と距離感は変らないようでも、紹介されるとなると気分は格別。この会場の良さでもあり、ディナー付きだからこそでもあります。

今年はライブの前に貞夫さんのサイン会があり、『WHEEL OF LIFE(ホイール・オブ・ライフ)』を買い、ジャケットにサインをいただきました。 『WHEEL OF LIFE』というタイトルは、エリザベス・キューブラー・ロスという精神科医の自伝の題名(邦題は「人生は廻る輪のように」角川書店 1800円)で、その本を読んでいるとき、感動とともに曲ができたことから、アルバムのタイトルにされたそうです。

さて、800席用意されたライブ会場で、松の木が邪魔になることもない2列目正面の、これまた恵まれた席でした。 軽快なイントロで始る“TEMBEA”、パーカッションは、ンジャセ・ニャンとお馴染みのスティーブ・ソーントンとのダブルで、自然に手拍子が会場から沸きます。 曲目は名古屋でのライブとほとんど同じでしたが、野外ライブは、演奏する方も聴く側もリラックスして、同じテンションで楽しめるような気がします。
岩手県一関市にあるジャズ喫茶「ベイシー」のオーナー、菅原さんにプレゼントの“BASIE'S AT NIGHT”、 この曲を聴くために毎週見た、NHKの金曜時代劇「春が来た」のテーマ曲“SPRING - ALL BEAUTIFUL DAYS”、悲しみが伝わってくる“REQUIEM FOR LOVE”、 リチャード・ボナの心に染入る歌は、アルバムからではなく、「母」を歌ったものともう一曲、そして見事なベーステクニックも披露。
ギターのクリス・ヤングは、エレキソロでエキサイトしていましたが、貞夫さんのフルートとデュオの“WHEEL OF LIFE”では、アコースティックギターで、美しい調べも聴かせてくれました。
アンコールは“KARIBU”と、すっかりお馴染みの“HARAMBEE”。会場も一緒になって歌って楽しみました。




ライブの後、メンバーたちとの交流も、楽しみのひとつです。
私もリチャード・ボナにサインを貰い、茶目っ気なポーズをパチリッ!





ポスターでも使われていた『Wheel of Life』のジャケット写真は、仕事場の前の林で撮ったのだそうです。
私はジャケット裏の、この写真がいたく気に入っています。

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