TALK-TALK タイトル
イヤシロチ (2010.3.31)


イヤシロチという言葉を耳にされたことがありますでしょうか。
土地には気分のいい場所、何となく気分のすぐれないところなどがあり、 よい土地のことを「イヤシロチ(弥盛地)」(地磁気が高くマイナスイオンが多い)、悪い土地を「ケガレチ(気枯地)」と呼ぶそうです。

一般にイヤシロチは「癒しの地」、ケガレチは「穢れた地」と理解されていますが、 イヤシロチの語源は「弥盛地」で「生命力が盛んになる地」という意味であり、ケガレチは「気枯地」で「気が枯れた土地」を意味します。 原理を発見したのは天才工学者 楢崎皐月博士(明治32年~昭和49年)で、 住むと健康になったり、動物が集まったり、植物・農作物が良く育つ土地がイヤシロチであり、 その逆に住人が不健康だったり、動植物が望ましくない状態になったり、建物の老朽化が進んだりするのがケガレチです。

http://www.igakutogo.com/narasaki.html より

船井幸雄さんのサイトの中の、イヤシロチMAP にも載っていますが、 伊勢神宮など、古い仏閣はイヤシロチのことが多く、分杭峠のようなゼロ磁場地帯もイヤシロチですし、きっと「深造の森」もイヤシロチなのでしょうね。

最近では、いろんな会社が、“埋炭によるイヤシロチ”の施工法を勧めているようです。
新築であれば、土地の真ん中あたりに、直径1メートル(あるいは四方角)、深さ1メートルの穴を掘って、 高温で焼いた炭を埋めて土を戻す「埋炭」という方法で、地磁場が改良され、心身ともに健やかに過ごせるのだそうです。

そのイヤシロチ化を、いつか我が家にもしたいと、昨年末から考えていました。
もちろん、炭を埋めるわけにはいきませんから、部屋の各所に置き炭でと。
埋炭として販売されている炭の中には、高温で焼いた高電導炭の備長炭や竹炭もありますが、とても高価ですし、 どれの効果がいいのかの判断にも、ずいぶん迷いました。
何度もチェックしたすえ、“高温で焼いて機能を最大限に高めた活性化木炭に特殊セラミックをコーティング”した「エントレ炭」にしようと決めた頃、 まるでそれを叶えてくださるかのように、いろんな方からHPの依頼をいただきました。ありがたいことです。
思えば昨年秋から、そのようなこと続きで、本当に不思議でなりません。

届いた100 リットル(約24キロ)の エントレ炭を、不織布で作った袋に、1~2キロほど詰めて、 部屋全体の四方隅と中央(パソコンの下)、玄関、トイレや水周り、台所、バルコニーなど12箇所に置きました。
以前の、マットレスベッドの中に入れた調湿用竹炭も、台所の壁に塗った珪藻土も、気をすっきりさせてくれましたが、 今回のエントレ炭効果で、さらに浄化されて凛とした空気につつまれ、気も心もやすらいで居心地がよいのです。 (ますます家に篭りそう)

あそこで暮らしたい・・・、こういう家が・・・と、たくさんの夢を見てきましたが、ふと自分の足元を見れば、“いまここ”がいちばん。 (というか、そうするのがいちばんってね)
そんなことに気づかされた日々の中で、 縁あって、いろんな方から授かった仕事と、その恵みを生かさせていただいたことへの感謝と報告でした。