TALK-TALK タイトル
「ム・フ・フの名刺」

「いつか、耳付き手漉き和紙の名刺を作りたい」・・・そう思って数年。ドメインを取得したのと、手製のHP用名刺をきらしたのを機に、思い切って誂えました。
デザインは、AMONDANS、an newf はじめ、イベントポスターから家具のデザインと、 多岐にわたるデザインを手掛けられ、予てから注目していたフォノンデザインの谷野さんに依頼しました。

“文字は欧文、印字色は濃墨黒、篆刻風のロゴを朱赤で” といった希望の他は、お任せです。
いくつかのデザインから横タイプのを選び、SHARE-GAKIを少し直してもらって数日後、ご覧の名刺が出来上りました。

さすが谷野さんのデザインです。耳付き手漉き和紙の質感と書体がマッチして、とっても素適な名刺になりました。 何気なく見える書体が和の雰囲気にマッチして気に入ってますし、洗練されたバランスと余白の取り方、ずいぶん手間をかけさせてしまったであろう篆刻風のロゴとが、 まるで書画のようにも見えるのです。
もう嬉しくって、ム・フ・フ。帰りの車の中で何度も箱を開けては、ム・フ・フ。パソコンの横に置いて眺めては、ム・フ・フ。 この調子だと差し出すときも、ム・フ・フ・・・なぁんて顔をしてしまいそうですが、ご希望の方、どうぞお申し付けくださいませ。ご感想もいただけたら嬉しいな。
そうそう、手漉き和紙は箱も素適でしたよ。「この箱に入れて持ち歩こうか」なぁんてね。

もうひとつ、見積書入りの角封筒に押された蝋印が、あまりにも素適なので、そのまま大事に持って帰りました。 手紙の封をする時に、たらした蝋にスタンプを押したものが蝋印で、ひょっとして赤い蝋は晒柿のロゴに合わせていただいたのでしょうか。なんと心憎い!
「ステーショナリーのデザインが好き」とおっしゃっていた谷野さん、「耳付きの手漉き和紙の名刺づくり、楽しかったです」とも。

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[後日談]
角封筒に押された蝋印があまりにも素適だったので、開封するのが勿体無いという気持が働いたんでしょうね。 そのまま仕舞い込んで忘れてました。代金の振込みを!(苦笑)