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粉引きのポット (2009.5.3)


長浜の『季の雲』のサイトで、ほっこりした、この粉引きのポットを見て、会いに行きました。
どんな白なのか、どんな風合いなのかを、ちゃんと確かめたくてです。
思ったよりも軽くて、持ちやすい形で、真っ白でないところが、ほっ。

オーナーさんから、最初は水分が滲み出ること、使っていくうちに、粉引きの色が、どんどん変化することなどをお聞きして、 それでも・・・というより、それが粉引きの良さかなと思ったし、値段がおさえめだったのも嬉しくて、手に入れました。

実際使ってみると、水分の滲みは、気にならない程度で、蓋が落ちにくいつくりになっていて、道具としての使い勝手が、考えてあるなぁと思いました。
ただ、把手の薄さが気になり・・・ 以前、アジアのポットの把手が、振っただけで、ポキリと取れてしまったことがあったので、念のため、えんじ色がかったこげ茶色の籐を巻きました。
陶器など、欠かしてしまうことが多いので、大切に扱う意識を持ってお付き合いしなくてはと、あらためて思いました。