(2004.2)
昨年の春に、『晒柿』を訪問してくださったKさんから、嬉しいメールをいただきました。 覚王山の骨董屋 『メイク』 を検索されて来られたとのことで、「好きなもの、お気に入りの店、 目指している事や、やっている事にリンクしている項目が多くて・・・」 といったご感想に、 心地良いと感じる“暮らしのキーワード”が、これほどまでに重なり合うとはと、私も驚嘆し、 net ならではの出会いに、「HP冥利に尽きる!」と思ったものです。

メールの行間から滲み出る、感性豊かな表現力とエネルギッシュな行動力に、てっきり “体力、好奇心ともにタフな女性” とばかり思っていたKさん。 実は、れっきとした男性で、“そばの横好き”というハンドルネームを持ち、“美味しい蕎麦屋”を求めてやまない蕎麦通でもありました。
フットワークがとても良く、愛車 Volvo で季節折々の見所をたずね、 蕎麦処を堪能し、時には 『晒柿』の “とっておきのshop” 巡りを、ご夫婦で楽しまれ、 その様子を伺うのが、いつのまにか私の楽しみにもなりました。
添付画像の“しつらえ”から、「正統派の骨董 好き」でもあることも伺えましたし、 今年開設されたHP 『そばの横好き』 で、 古伊万里や染付けの蕎麦猪口、筒描のコレクションの素晴らしさに感嘆しつつ、密かに watching 心を募らせていました。
それが通じたのでしょうか、嬉しいことにKさんのお住い訪問が実現しました。