三河湾を望む、キャベツ栽培の盛んな丘陵地帯に建つ 『創作室』は、黒い杉板壁のいかにもアトリエらしい建物で、 こういうのに弱い私は、早くも浮足立って心が騒ぎ、友人たちはというと、アトリエの朽ちた木片や錆びた部品が宝物に見えると、目を輝かせているのです。

以前、ご自分で建てた小屋が、白蟻に喰われてしまったそうで、このアトリエは大工さんに建ててもらい、造り付けの家具や内装は、全てご自分で手掛けたとのこと。 白い壁が、木や鉄のオブジェなどを、引き立たせています。
写真を撮り忘れましたが、扉の向うは、出番を待つ木材と木工スペースになっていて、住居との間のテラスも、時にはオープンアトリエで、ワークスペースとして申し分のない環境です。

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