縁あって、今は他の方のところへ・・・

常滑の『常滑屋』で、たまたま着物の企画展をされて方から、「どうぞ着てみませんか」と声を掛けられ、友人共に着付けていただきました。
これまでの着付けは、補正をしてピチパチっと決めるのがほとんど。それはそれで見た目はいいのですが、少々窮屈な思いをしました。
ところが、この方の場合は体に添うように、ふわりと着付けてくださり、「こんなふうに気軽に着れたらなぁ」と、着物への想いに拍車がかかりました。 この時に使った肌襦袢は上下繋がったもので、着付教室に通い始めた時、それを思い出して、肌襦袢欲しさに訪問しました。

ご自宅を改装したというお店は、着物好きが高じて始められたとのこと。目の肥しにあれこれ見せていただいた中で、ふと目にとまった反物、それが黒と焦げ茶で織り上げた男大島でした。
アンサンブル用の長さということもあって、当然のことながらお値段も張り、とても手がでません。
「お友達と半分づつされたらどうですか」と背中を押されましたが、「半分づつはちょっとねぇ。ちなみに、この大島には、どんな帯が合うのかしら」と言うと、 出してくださったのは、柿渋色のような織りの名古屋帯。
柄も抽象的で、ひと目で気に入ってしまい、お値段も手頃だったので、即決。
そこで帰れば良かったのですが、ご店主が「あなたにこの大島着てもらいたいから、半分でも譲りましょう!」と。

肌襦袢を買いに行ったはずが、いきなり大島を誂え、名古屋帯、それに合わせた帯締め、コムサの着難かった二部式長襦袢に見切りをつけて長襦袢も・・・
それから二年半後の、奇しくもこの更新月に、やっとローンが終りました。(苦笑)



この織り帯が発端でした。抽象的な柄も素材感も大満足!
右のバティックの布で作ってもらった帯は
布はお手頃だったけど、仕立て代が思いのほか・・・

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