大きな暖簾は、奥三河・関谷酒造の銘酒・「蓬莱泉」の看板です。まるで暖簾も設計のうちとばかりに、餓鬼さんのダイナミックなロゴが、この建物に融合しています。

ギャラリーとして女性に気軽に寄ってもらい、意識せずに飲める店作りが、しいては酒文化を変えていけるのではとおっしゃるご主人。 横手の棚には、焼酎の銘酒が、中にはプレミアものも惜しげもなく並び、宝石の如く輝いています。お酒のいける方には、もう涎ものでしょう。
「お酒の瓶をびっしり並べるのでなく、あえて少しだけ並べ、宝石のように見せたい」とおっしゃる通り、 蔵に一歩踏み入れるや、これまでの酒屋さんのイメージ払拭の“しつらえ”に、下戸の私でさえも、ついつい目を奪われました。
「今月の量り売り」や、飲みごろに冷やされた全国の銘酒がクーラーに並び、晩酌用はもちろん、とっておきの手土産選びも楽しくなりそう。 パッケージは「蓬莱泉」のオリジナル手拭いよし、いずれ登場する、柿染めの酒袋で作ったバックに入れてなんてのも、極上のプレゼントになりそうです。



新酒ができたという合図の『杉玉』が、この日届いたばかり。
そういえば、古い街並の軒下に、古色の杉玉がぶらさがっているのを見かけますが、昔から粋な風習があったのですね。


下の写真をクリックすると、上に大きい写真が表示されます。