隣のギャラリーは、二つの会場に分れて、 会場Uの「冬の色」展では、土鍋(土楽)や金工家・長谷川まみさんの銀製さじ、常設の三谷龍二さん、内田鋼一さんなど、 そうそうたる作家さんの作品が並んでいました。
会場Tの「自費出版の本」展では、手作りのような小さな本から、りっぱな装丁の本まであり、これだけの数が揃うのは珍しいそうで、見応え充分の企画展でした。

ギャラリーは開設して5年になるそうです。 県や伊賀地域のNPO、市町村が進めてきた「伊賀まちかど博物館」のひとつだそうで、伊賀焼きの山本忠正さんや土楽窯の福森雅武さんの土鍋など、地元の作家さんの作品も展示されていました。
最近、地方のギャラリーが話題になっていますが、ブームとしてでなく、地域に根ざした文化や情報発信の場としての役割を担うギャラリーの存在に、新しい時代の波が広がっていくのを感じました。


カフェからギャラリーへと順序が逆になってしまいましたが、エントランスから正面を眺めたところで、 ここからして、“余白の美”の研ぎ澄まされたデザイン性を感じさせ、 内と外とのギャップがゆえに、印象を強くしているギャラリーでした。
なんと、トイレもギャラリー!→




















陽が落ちた闇の中で カフェの灯りが なんともあたたかい
居心地の良いカフェに 今度はもっとゆっくり来ようと思いました

お出かけの際の詳細は 下記のサイトから どうぞ!
http://www.ict.ne.jp/~yamahon/MAP
『花と器・野むら』の野村亜矢さんから、企画展の案内をいただきました。
野村亜矢さん、榎原陽子さん、Gallery yamahon オーナーのご兄弟でもある山本忠正さんとの

「ほかほか御飯展」 です

会場は京都の『』(TEL:075-752-0348)で、2005年11月25日〜12月11日(月曜定休)まで
こちらも ぜひどうぞ!