GYMNOPEDIES No.1
「ジムノペディ 1番」

物思いにふけるチビ

エリック・サティといえば、“ジムノペディ”でしょうか。曲名は知らなくとも“癒しの音楽”として、 またTVのCMにも使われたりしてるので、知らず知らず耳にしている曲だと思います。

1888年に作曲された『3つのジムノペディ』は、古代ギリシャで催された神々を賛美するジムノペディという祭典にちなんで書かれたものとのことです。 40年近く『プレイ・バッハ』のジャック・ルーシェ・トリオが、62歳でヴィヴァルディの『四季』を、続いてサティをもジャズにアレンジしています。
「サティは余分な音を徹底して排除したシンプルこの上ないメロディで、豊かさや満足感を与えてくれる」と語るジャック・ルーシェは、 “ジムノペディ 1番”を4ヴァージョンで演奏しています。
ピアニスト・高橋アキさんの『サティ』も持っていて、こちらは、一音一音が心に浸透するようなヒーリング音楽です。
アルバムによりますと、1番は「ゆっくりと苦しみをもって」2番は「ゆっくりと悲しみをもって」3番は「ゆっくりと厳粛に」という指定があるとのこと。
心穏やかに過ごしたい日は、高橋アキさんの“ジムノペディ”を、一日中かけてます。

CONTENTS   BACK