TALK-TALK タイトル



フォルムがいい
(2002.5.19)

なんでもそうですが、こと化粧品にとってのパッケージや容器のデザインは、購買意欲を掻き立てるようにデザインされているようです。
香水などは、フォルムがいいからとコレクションして並べたり、ヒーリング効果を謳うキャッチコピーも登場したりで、女性の心理を捉えた化粧品が目白押し。

写真は資生堂の「Actea heart」で、版画家の山本容子さんが颯爽とBMWのオープンカーを繰っているシーンの「50代からが美しい」というコピーでした。 その後も50代の素敵な女性たちが登場していましたが、私はこの容器のフォルムや色使いが大好きです。
「容器に箱は不要!」という主義ですが、横長にして開くパッケージのデザインは、このままギフトケースとして使いたくなるくらい素敵で捨てるに偲びなく、だからこそ箱は不要なの!と、 メーカーに言いたいのですが、そのデザインをしている人や箱を製作する会社を窮地に追いやってもいけないですしね。

資生堂に限らず、各ブランドにはポストの数ほど?種類がたくさんあり、容器のデザインやネーミングは違えど、きっと中身はたいして変わらないのではと思いつつも、 年代と共に化粧品を変えていて、実はつい最近まで、もうちょっと値段の高いものを使っていました。
化粧品会社もリサイクル法でか、瓶の引取りを始めたのに、“脱石油製品”をモットーにしている私としては不本意ですが、 家計をスリムにするためと、容器が瓶だったので地震対策 として、プラスチック容器の「Actea heart」にしました。
乾燥肌なので、しっとり感がいまひとつ物足りないのですが、キャッチコピーの「50代からが美しい」・・・なれるのだろうか?