TALK-TALK タイトル



違いの分るフィルム
Kodak ROYAL GOLD EX


『晒柿』に使っている写真は、フラッシュを付けずに室内で撮ることが多いので、主にコダックの“ISO 400”を、時には“ISO 800”使っています。
先日、行きつけの『フォトスタジオ すばる』で Kodak ROYAL GOLD EX ISO 200 というフィルムを薦められ、早速使ってみたところ、これがとってもきれい! ポジに近いような発色です。 写真をプリントする際、ポストカードサイズにしているせいもあってか、自分で言うのもなんですが、イケます。
たとえて言うなら、お天気のいい日に、スノーパウダーの八方尾根の兎平を滑り降りるようなもので、いつもは出来ないウェーデルンが出来てしまう気分の良さ。

もっともフィルムが良ければ全て良し・・・ではなく、現像・焼付けも大切で、一度撮影途中でフィルムが千切れてしまって、近くの写真店にカメラごと持ちこみ、 ついでに現像してもらったところ出来上ったプリントを見てびっくり。色の出方や質感がまるで違い、これがいつもの KODAK ?と、目を疑いました。料金は同じだったのに!
その現像したフィルムをいつもの『フォトスタジオ すばる』に出してプリントしてもらいましたが、やはりいつもの色は望めず、改めて現像の大切さを思い知らされました。

『フォトスタジオ すばる』のオーナーは、写真好きが高じ、脱サラして写真店を開いた方で、現像液等に妥協が無く、プリントも KODAK Royal PAPER を使っています。
フィルムメーカーによる発色は好みもあるので、是が非でもKODAKとは言いませんが、仲間と行った旅行写真を、みんなで並べて見たときも、私の写真がきれいに見える(うまくではなく)のは、 ポストカードサイズなのと、実は“現像”だったのです。

『すばる』さん曰く、「カメラとフィルムと現像、この3つが写真を決める」(もちろん腕もですが)Kodak ROYAL GOLD EX は、それを実感させてくれるフィルムでした。
ちょっと高いのですが、一度お試しあれ。

site map