TALK-TALK タイトル


オルゴール
 

5月8日の木曜日、『Cafe Accordiana』 の5周年ライブに行ってきました。といっても、残業で遅くなったのと友人との電話で、7時からのスタートなのに着いたのは8時でしたが、 外からでも"“テイクファイブ”が聴こえ、「ジャズナンバーなんて珍しい!」とワクワクしながら、お店に入りました。

こなれたギターは、久々にお会いする和田直さん。バブルの頃、日航ホテル豊橋(ホリディイン)の近くで、日産ギャラリーが毎月無料ライブを企画し、 ドラマーのパンリュウさんがそうそうたるミュージシャンを引っぱってきていました。(いまや有名になたケイコ・リーも)
和田さんはベースの金井英人さんたちとのセッションで3回ほど聴きましたが、最後に聴いたのが豊川の奈耶で、パンリュウさん以外の金井英人さん、金沢のサックス奏者(名前が思い出せません)、和田さんとで“還暦トリオ”だと言っていました。 70歳を迎えたという和田さんは、深みのある素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
ピアノも、これまたやっとかめの山本恵三さんです。彼とは昔エレクトーンをやってた頃にお会いしたことがあり、ジャズまっしぐらでやってきた方です。豊橋の街中で『まんぼう』というライブ&パブのマスターで、和田さんは毎週水曜日にみえるそうです。

さてそのあとは、今回のメイン『Cafe Accordiana』のオーナー・TAKAMIちゃんのアコーディオンとキーボード・鹿島さんとのデュオで、メドレーがめちゃくちゃ楽しいんです。途中TOMIYASUさんのパーカッションも加わって、スパイクジョーンズの『冗談音楽』(昔、このLPを買ったんです)のように盛りあがりました。
TAKAMIちゃんとアコーディオンの師匠、TOMIYASUさん、鹿島さん、Accordiana のお客さんのフルートも入った、“アコーディアナ・バンド”の演奏が続きます。こういうライブを聴くと、本来の湧き出てくるような「文化」を感じます。 後半はガンを患った常連さんとの思い出の曲、おばあちゃんの好きだったという、沁みいるような話と演奏に、ウルウルしてしまいました。

この日は、朝からオープンカフェで飛び入りも含めてのライブがあったそうです。夜の限られた時間しかいけなかったのが、とっても残念でしたが、 TAKAMIちゃんやスタッフの人柄と、常連さんたちとのこうした交流に心温まるものを感じ、とっても気持のいいひと時をいただきました。
おまけに5周年記念に長野で作ったという、チャールズ・マニアンテの名曲『アコーディアナ』のオルゴールに、常連の家具職人さんに箱を造ってもらったという素敵なオルゴールもいただいて帰りました。
そのオルゴールの写真が、自分ながらとってもいい感じで撮れて嬉しくなり、大きい画像もアップしました。ぜひ、クリックして観て下さいね。