TALK-TALK タイトル
模様替え (2002.4.7)

息子の就職先が決まった昨夏から、頭の中で『私の寝室』プランを開始し、年が明けると腕組をしながら ニンマリとその部屋を眺めてはシュミレーション。3月に入るにいたっては、ノートにレイアウトを描きつカウントダウン。 そしていよいよ先週、憧れの一人暮らしにウキウキで東京へと行った長男。 その準備に私もいそいそと買い物して散財しましたが、 出て行った部屋の模様替えに、この1週間は息子にも負けないくらいウキウキの私でした。

息子が発つやいなや、模様替え開始です。まずは東海地震対策として、頭でっかちなエレクトーンをパーツに分けて押入れにしまい、 ついでに押入れの中も一掃し、猫のロンに破られた襖紙を貼り替えました。 傷んだ畳をどうしようかとずい分悩みましたが、表替えしてもじきに破れるので、籐のカーペットを敷きこみました。
ランバージャックさんの大黒柱も、地震に備えて窓下に転がし、フロアスタンドや空気清浄機を置いてみました。 そして無印良品の脚付マットレスを購入し、この日のために半年も前から買っておいたベッドカバー掛けると、 ぐっと雰囲気のある寝室に変身です。
茶の間との間仕切りも外して開放的にと思ったのですが、なぜか落ち着かなくて、いろんな布をとっかえひっかえ掛けてみました。 が、どれもイマイチです。ふと、以前古民家を改装したときにいただいた格子戸を使ったらどうかと思いつき、 さっそく汚れを落として建てこんでみました。
思った通り、いやそれ以上に格子戸の隙間から見える風景が、とってもいい感じ。すっかり気に入ってしまいました。 ただ汚れを落としすぎて、せっかくの古色が所々はげてしまったので、自然塗料アウロで補修しました。

そうそう、部屋の隅のフロアスタンドがステキでしょう。これは以前『紙の温度』で買った和紙で、糸を漉き込んだものと漉き込んだ糸との間が穴空きになった柿渋染めのものを 重ねて作りましたが、このセードが雰囲気づくりに一役買っています。ゆくゆくは襖紙に柿渋を塗ったり、和紙と墨と柿渋とでタペストリーを作ったりで、 手づくりのインテリアを楽しんでいこうと思案中。また、これに先駆けて手を入れた洗面の収納棚も次回にお披露目します。お楽しみに!


その後の配置換えで、地震対策として和箪笥を並べて低く置き、ベッドの向きを変えて、カーテンから柿渋を塗った障子にしました。 柿渋が濃くなってしまったけれど、ほの暗さがなかなかいいもんです。



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