TALK-TALK タイトル
受話器
(2001.11.3)



電話の受話器といえば、昔はどこの家もNTTからのレンタルでしたね。 わが家もグリーンのダイヤル式を使っていました。
個人受話器が使用できるようになって間もなくコードレス電話が出回り、 “いつかアンテナが無いコードレスが出たら・・・”と、ひたすら待ち続けました。
そして11年前、パナソニックのコードレスを手にした時は、「イメージ通りのデザイン!」と感激したものです。 電池の重さでずっしりとした感触は、カメラで言うコンタックスRTSのようなもので、むしろ心地良いものでした。
しかし、機械モノの寿命なのか2年ほど前から接触不良で充電できずに使えないことがしばしば。 修理にも出したけれど、すぐに調子が悪くなり、 やむなく取り替えることになり、今春に家電ショップへ行きました。

店頭に並んでいるのは、どのメーカーも同じようなデザインで、シルバー色がほとんど。 「色は黒、なるべくシンプルに」と、カタログで注文したのがソニーの子機付受話器です。 ところが、カタログでは気づかなかったのですが、届いた受話器はスケルトン!・・・。 プラモデルのような質感に失望しながらも、「黒とオレンジのデザインがいけるから、ま、いいっか」と慰めています。
それにしても留守電だの転送だのと、多機能なわりには短縮以外は使っていないのだから、デザインだけでなく、 機能もシンプルに限ると反省。