タイトル

湯たんぽ (2006.12.24)

我々の子供時代は、今のような暖房器具もなく、火鉢と行火(あんか)や湯たんぽが、暖を取るためのものでした。
豆炭をいれた行火で、両足とも低温やけどで水疱をつくった苦い経験もありますが、後にブリキの湯たんぽに替えてからは、 湯たんぽのお湯で顔を洗った、懐かしい思い出も。

足が冷えて寝られないほどの冷症ではないけれど、昨シーズンに、A4サイズくらいの小さな湯たんぽを買いました。
チタン製なので小さくとも保温力が良く、扱いも楽で、とても重宝しています。

足元に湯たんぽ、布団の中のお腹辺りにHANA、枕元にロン(襟巻状態で気持いいの)、布団の上の腰辺りにチビ、とまぁ少々窮屈ではありますが、 猫も私もこよなく暖かい冬布団です。
そうそう、マイシャは群れない猫。“母の肘掛け椅子”で丸まって寝ます。(2005.1.29)


寒い夜は、小さなチタンの湯たんぽを使っていますが、今年は息子たち用も追加しました。と言っても、チタンの湯たんぽは、もう生産してないそうで、 ステンレスの丸いのと、水枕の形をしたドイツ製 fashy の赤いゴムの湯たんぽです。



ステンレスの方はジョウゴと、コーデュロイの袋付きです。
チタンのジョウゴは持ち手が長くて大きめでしたが、ステンレスのは小さいので、お湯が手に掛かるんじゃないかと心配。 ジョウゴは持ち上げていないと、お湯が溢れるのです。
栓もネジのピッチが狭いので、栓を閉めずらいところが難点。とまぁ、チタンと比べると今ひとつですが、価格はチタンの約半分です。


上の大きいのがチタンのジョウゴで、チタンの湯たんぽは栓も使いやすく工夫されている


赤い “マッサージ湯たんぽ”も使ってみました。
大きさはB5くらいで、耐熱温度は90度ですから、沸騰したお湯は使えません。8分目まで入れたら空気を出す・・・ちょっと折り曲げて出すといいようです。
「栓をしっかりして、もう一度しっかりして」と書いてあって、それでもお湯が出たらどうしようと心配しましたが、大丈夫でした。
金属のように保温維持力はないものの、熱すぎないし柔らかい形なので、冷えたお腹に乗せても気持よさそうです。 ただし、低温火傷に要注意。ちゃんとタオルや袋などに包んで使いましょう。
色は白(半透明)と赤の2色で、この赤が断然かわいいのです。
水枕と兼用で、価格は、3,570円 (2006.12.24)

ステンレス湯たんぽ  商品番号 570818 6,825円(代引き送料別)
マッサージ湯たんぽ  商品番号 570784 3,570円(代引き送料別)
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