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木の石鹸トレイ (2009.3.3)


普段は、アレッポの石鹸を使っています。
オリーブ系では値段も手頃だし、使用感もオリーブグリーンの色も大好きで、お風呂で使って、ある程度小さくなったのや、半分に切ったアレッポを洗面台用にしています。
ただ、洗面台へ直に置くと滑り落ちてしまうし、時々台所でも使うので、移動に滴が垂れない石鹸トレイを物色しました。

アレッポは、暑い季節になると柔らかくなって形が崩れやすいので、金属の水切りタイプはパス。陶器だと割ってしまいそうだし、樹脂タイプも、ちょっとねぇ。
さりとて桧シリーズでは、大きさもイメージも違うけど、やっぱり木がいいかなぁとの思いに至りました。
そして、ふと、食器棚の引き出しに、杉村徹さんの茶托(10cm角)兼銘々皿があったのを思い出しました。
家具の端材で造られたもので、いちばん塗装色が薄かったものに、匠の塗油「墨色」で防水性を施しました。

昨年秋から使っていますが、満足度の高い石鹸トレイになりました。
下の写真は、いただきものの、京都「俵屋」の石鹸で、とっても上品な色と、お香の香りがします。