タイトル

把手に籐を巻く (2009.3.18)


お鍋や珈琲ポットの把手に、皮籐を巻いてみました。
ネットで調べて取り寄せましたが、いろんな種類があるもんなんですね。
縞模様に見えるのは、背取りした皮籐だったので、染織の濃淡が味の籐です。

あらかじめ水に浸けておいた籐が、やわらかくなってから巻きました。
平べったいので、1時間もしないうちに使えました。
くるくると巻きつけたり、厚みが出るように、斜めに重なるようにしてみたりの試行錯誤でしたが、 珈琲ポットが持ちやすくなったうえに、雰囲気も好みになって、ご機嫌です。
この珈琲ポットを、直接コンロに掛けることは稀ですが、籐が焼けないように注意しなくてはね。

切れ端が捨てられなくて、米びつと梅干の瓶に蓋に、くるくる・・・蛇足かもね。




流し台の前に置いている浄水器のピッカピカが、以前から気になっていました。
鏡面そのものもですが、水跳ねの跡が目立って、掃除魔にならざるを得ないのです。
それを、今年3月に開催した「籐巻きのワークショップ」用に取り寄せた茶色の籐で、 ぐるぐる巻いたら、視覚的に落ち着きました。(2010.3.4)