タイトル

アジアの古い籠 (2010.6.11)


2.3万するようなものでも、出会いとなれば迷わず手に入れることのできた現役時代も終わり、その一桁下のものでも、 “いまもう充分あるのに、それでも必要なの?”と、吟味に吟味を重ねるようになりました。(遅まきながら)
そんな中で、一年近く眺めつ焦がれたアジアの小さな籠を、やっと手に入れました。
これは 筒型の魚籠 なんだそうです。
さっそくトレイのコーナーの、便座に座ると目に入る高さに吊るして、観葉植物やハーブ、時には野の花を挿してみたりの花入れにしました。
入隅への落ち着きが悪かったので、ぷっくりした籠の正面を裏側にしたら、ぴったり沿いました。 嬉しさあまって、用もないのにトイレ通いの昨日一日(笑)

時代を経た、埃も味わいのアジアの籠に惹かれます。
形の美しい黒ずんだ古い籠には、目も心もとろけてしまう私で、気が付けば家の中は、籠といわず、アジアンティストに染まっています。