標高500mほどの山の家周辺は、新緑と山野草の花に彩られた別天地です。
こと、広大な敷地内の山野草は、建物以上に喜々としてWatching!の私です。
春蘭、ミヤコワスレ、サンキライ、山三つ葉、山百合、カンゾウ、ギボウシ、満開のシロヤマブキとバイカウツギ、 群生している稚児百合、鳴子百合などなど、 スミレやシャガなど自生の野草もあるけれど、多くの野草や低木は植え育てたのだそうです。
ほんの少しの株から、踏みつけてしまいそうなくらい増えたというホトトギスは、 その生命力の強さが、他の植物の成長を妨げることにもなっているとか。
また、留守の時に無断で入った者が、根こそぎ持っていった、自生の珍しい野草は絶えてしまったそうです。
山での暮しは、自然の恩恵と、それを守る役目も仰せつかっているのでしょうね。
空気と井戸水、バーベキューにお手製パエリア、秘蔵のワインのどれも美味しく、日が落ちるのを忘れるほどに会話も弾んで、満ち足りた一日になりました。





『あうら』さんにもあった黒御影のテーブルが二つ、道路までの傾斜地に置かれていました。
周りの景色を写しつつ、新緑と黒とのコントラストが美しく、樹木のシルエットと太陽の反射がアート!
それを見て、ただ置いてるのでなく、意図して置かれているのだなぁと思いました。

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