『古美術・神田』さん、こと和箪笥さんのサイトで
雑誌「太陽」の特集『古民家と暮す』に掲載された
Ｏさんのことにふれておられ
ちょうどその号を持っていたので、さっそく見ました。
たくさんの古民家再生を取りあげている中で
「きっとこの家に違いない！」
と確信したお宅が、Ｏ邸でした。

和箪笥さんから『晒柿』を紹介していただのでしょう。
ほどなく、Ｏさんから
「よろしかったら和箪笥さんとお遊びにいらっしゃいませんか？」
とのメールをいただき、もう天にも昇る思い！
そして梅雨入りの６月、和箪笥さんに便乗して
静岡のＯ邸を訪問させていただきました。
時折雨のパラつく天候でしたが、心は快晴！

東京にお住いのＯさんは、ご主人のご実家の
築160年余りの古民家を何とかしたいと思い立ち
建築家・松永和廣氏の手掛けた再生古民家を見て
設計を依頼されたそうです。
お互いが骨董好きとあって、意気投合。
解体された古い洋館の建具なども加わって
和洋の家具や骨董が、暮しと寄り沿うような
穏かな佇まいに再生されました。

以前は、一ヶ月に一度通っていた古民家に
今は息子さんご夫婦が住まわれているそうです。
この訪問では、ただただ感激し、舞い上がっていた私でしたが
写真を通し、あらためてＯさんの美意識の高さとセンスの良さを認識しました。
前置が長くなりましたが、古民家Ｏ邸を、どうぞご覧下さい。(2004.6.20)

Ｏ邸を設計された、松永和廣氏のサイトのほうも
素晴らしい建物を見ることができます。 こちらの方も、必見です。
http://www.matsunaga-sekkei.com/




（左下の写真は、Ｏさんからお借りしました）