「居心地の良い家」
(2002.4)

友人と一緒に、Yさんちへおじゃましました。名古屋の住宅街の一角に建つ4軒の住宅は、 個性的でありながらも奇抜さの無い土壁の家で、どの家にも中庭があっていい雰囲気です。 こだわりを持つファンが多い、“ウッドフレンズ”の建売だそうで、車から降り立った私の目は勝手にウォッチング!

延長道路の右手奥がYさんち(外観写真はないの)で、アプローチのテラコッタタイルが、白花現象さえも味わいになってステキです。 「いいないいな」と行きつ戻りつ玄関ドアを開けると、吹き抜けたホールに黒い手摺がアクセントになった階段が目に飛び込んできました。 パラソルもある中庭のテーブルや椅子がいいですねぇ。
お隣と接したリビングダイニングの南面は、トップライトからの光が壁を照らし中庭からの光もあって、とっても明るく、広々とした空間になっています。
仕上げの珪藻土とナチュラルな木の色とアジアンレッドがスパイスになったインテリアは、とっても心地が良くて、 和室の一角に置かれた象のコレクションやチェストの上の小物等に、Yさんのセンスを感じました。
三重からいらっしゃったコーディネーターさんとの会話も弾み、 このままずーっと“お茶”していたい気分で、すっかり寛いで長居してしまいました。






実はこの日、“美味しいものを食べてステキな雑貨屋さんに行こう”ということで、ひょっとしてお店の写真を撮らせてもらうかもしれないなんて、 カメラを携えていったのですが、インテリアコーディネーターとして知り合ったYさんを、てっきり独身だとばかり思っていた私は、 お子さんがいらっしゃって、こんなステキな住まいに住んでいらっしゃることを知らなくて、もう驚きと感動の連続で嬉々としてしまいました。 お茶をいただきながら、目も心も『晒柿』の編集者。しっかりウォッチングさせていただきました。
Yさん、楽しい時間と、ご協力ありがとう!