2008.9.30

雨の月曜日は、日中も気温が上がらず、猫カイロを身につけていきたいと思ったほどに冷え込みました。
特別な寒がりではないつもりの私でさえ、駆け足の季節の変化に、あたふたしているのですから、猫達も、はや晩秋モード。
私がパソコンに向かうと、いつのまにかミミがお尻の所で寛いでいるし、ロン・チビ・ハナは、羽毛布団にうずくまっています。
これが、ストーブの季節までの、我が家の風景です。
それでも、真夏の4時起床を思うと、このところの6時起床は、もう天国!
マメそうに見えるshare-gaki の実態は、ぐうたらの怠け者でして、早く猫になりたいと切望している日々です。

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2008.9.29

百合と萩の白から、彼岸花の赤へ・・・『茶房日々』にて

百合と萩の白から、彼岸花の赤へ・・・「自然農法わら一本の革命」の著者・福岡正信氏を偲んでの、『茶房 日々』の室礼です。
道端のそこかしこで咲いている彼岸花に、撮りたい気持を押さえていた私は、ただただ彼岸花に向けてシャッターを押していた、『茶房日々』訪問の昨日でした。
fratto vol.08での紹介や、口コミなどでの広がりなんでしょうか、いつもにも増して多くの人が訪れていた森の中の茶房は、少しずつ秋色に染まり、 庭を散策する人が多く見受けられました。
季節の移り変わりについていけないからとの思いで、月2ニ回の開催になった『茶房日々』。
次回10月の開催は、2週目の11日(土)からと、4週目の25日(土)からの、それぞれ4日間を予定されているそうです。

それにしても、雲に覆われた昨日は、涼しさを通り越して、肌寒い一日になりました。
箪笥から引っ張り出して着て行ったカーデガンが、けして大袈裟ではなく、 厚手の羽毛布団に替えたり、スリッパを履き出したり、そろそろ絨毯を敷かなくてはと、秋支度を始めています。

この冷え込みもあってか、昨日は車に乗ったとたん、右足の土踏まずあたりが痙攣を起こしました。
カイロで対処をと思って寄ったコンビニには、さすがにまだ置いてなかったので、代わりに買ったホット缶コーヒーで温めました。
浜松からの帰りも、左肩甲骨の上が痛み出し、帰宅してから検温すると、左側の体温が3分低いのでした。
食後しばらくのつもりで横になったら、そのまま2時間半ほど寝てしまいましたが、そのおかげで体が弛んだのか、 目が覚めた頃には、痛みが回復。
念のため体温を計ってみると、両方がほぼ同じです。
歳を重ねるごとに、疲れやすくなり、回復にも時間を要しますが、自分の体の“内なる声”に耳を傾け、感じることに関心を持とうと、あらためて思いました。

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2008.9.28

東西の三河と浜松を紹介している季刊誌、 fratto vol.08 が発刊されたことを、『茶房 日々』さんから教えていただきました。
夏の日に訪れた日々さんで、取材中のfratto 編集者とカメラマンのお二人にお会いしましたが、 編集と写真のすばらしさは元より、情報誌とは思えない丁寧な冊子で、秋号の発刊を、とても楽しみにしていました。

さっそく本屋さんに赴き、手にした秋号の特集 “秋月夜”の、心鎮まる美しさに溜息をつきつつ、ページを繰って進み、 Reading Café で紹介されている、『茶房 日々』の記事へ・・・
日々さんから届いた、あの写真が使われていることを聞いてはいましたが、感動を超えた衝撃が、体中を駆けめぐりました。
数多く撮られたであろう中から選ばれた、美しい4枚の写真と共に、深く、そして豊かな感性と視点の、『茶房 日々』を語るにふさわしい編集記事でした。

fratto vol.08(税込 360円)は、東三河の書店・コンビニ(サークルK・サンクス・ミニストップ・ローソン)、西三河エリア、湖西・浜松・磐田エリアの書店で扱っているそうです。
ぜひ一度、ご覧になってください。

今日は、友人達と一緒に、『茶房 日々』さんへ行ってきます。

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2008.9.27

曳き家の古民家再生工事が大詰めを迎え、クロス張りも、ほぼ終わりました。
何本もの、丸太の梁が入り組んだ、2階部分の壁と天井を、本来なら漆喰などの左官工事で仕上げるところ、 ご予算の関係でクロスでしたから、ジグゾーパズルなんてものではなく、もう神業です。
5.6人のクロス屋さんが入って、ほぼ1週間かけて仕上げましたが、 職人さんに聞いたところ、これほどに丸太や梁との取り合いがあるのは、初めての経験とか。
もう二度と・・・?
それとも、自信をつけられたかもしれませんね。
ほんとに、お疲れさまでした。


柿渋を塗った(工事担当の部長が!)丸太や梁の古色と、漆喰風の壁のコントラストが美しく、惚れ惚れします。
また住み継がれていく家と、想いを寄せるご家族に、エールを送らずにはいられない私です。

読書が止まりません。
パソコンも家事も、そっちのけで“本の虫”になるのは、何年かぶりのことです。
気が付いたら、今日アップの写真がない。
そこでミミを、とカメラを構え・・・ほら、じっとしててよ!

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2008.9.26

大量メールのことで、ご心配をおかけしましたが、今日はパタリと静かになりました。
矛先が、違う方へ向いたのかもしれませんが、やれやれです。

秋ですね。企画展のご案内をいただくことが多くなりました。
開催中も含めて、一部ご紹介します。

佐藤司 没後二十年「器」展が、「ティールーム風」(豊橋市向山町一本松)にて、9月30日まで開催。
今回は、器を展示品販売されるそうですよ。

27日(土)より、『茶房 日々』さんがオープンです。
私は、友人達と一緒に、日曜日を予定しています。

毎年恒例の、「2008 SEBONE アートイベント」が、10月11日(土)〜13日(祝)まで、開催。
やまさき惠子さんと、ふれでぃー山崎さんも、名豊ビル5Fのイベントスペースに出展されます。
会場等は、http://sebone2008.exblog.jp にて、ご確認を。

アーティストの内藤満里子さんより、インスタレーション「色・風・想ひ」のお知らせをいただきました。
約一ヵ月後です。ぜひ予定に組み込んでおきましょう!
詳しくは、EVENT BBSを、ご覧ください。
なにやら楽しそうな、「ソラツクリ--みどりと遊ぶの巻--」というイベントも、入っています。

『フォノン・カフェルーム』で開催の、「残月−Jazz60's 西澤豊作品展」は、明日28日(日)まで。
「作家達が創る作品展 2008」と、『アンヨーク』で開催の、「花うずら Yurinoko個展」も、30日(火)までです。
心残りありませぬよう、お見逃しなく。

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2008.9.25

秋風が吹きわたる木陰での出張カフェ「爾今」は、美味しい、楽しい、嬉しいが凝縮した、心地良いランチタイムでした。

噂の“いちじく まひん”も、Good!
そして、思わぬ差し入れの、鯖の押し寿司は、夕餉の一品に。
岡崎のパン屋さん発の、胡麻や木の実の入った固パンも、小腹が空いた時に。
昨日いただいた“食”のどれも、愛とやさしさがスパイスになっていて、感謝とともに、体の隅々に行き渡りましたよ。
ありがとう!

初めてお会いする方たちと挨拶を交わしたり、仲間たちに会えたり、・・・集うこと、憩うことを楽しむ、トスクでのカフェ「爾今」が、 いろんな人の、心のオアシスになっているのを感じました。

出張カフェ「爾今」にてランチ

帰宅して、パソコンを立ち上げてメールチェックすると、なんと180通余りの大量メールを受信しました。
その多くは、Undelivered Maile Returned to Sender・・・
つまり、「配信できませんでした」のメールです。
まさか、ウィルスに感染?
帰宅した息子に報告すると、たぶんSMTPを乗っ取られて、メールアドレスを勝手に使われたのだろう・・・らしいです。
みなさんに、ご迷惑がかかってなければいいのですが。

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2008.9.24

日曜と火曜の飛び石連休だったのを、月曜日も休暇を取っての3連休だったので、久しぶりに、のんびりしました。
こと昨日は、お墓参りを済ませ、アパートの下見に同伴したあとは、ずーっと寝転がって、読書三昧の昼寝三昧で、 いつもより長く感じた一日でした。

息子が借りるアパート(実際はマンション)なのに、今回は、ひょこひょこ付いて行きましたら、 めずらしく無垢のフローリングにエコ系のワックスを掛けた物件で、無垢のオリジナルコンパクトキッチン、 間仕切りも、ステンドグラスタイプの無垢ドア、木製のカーテンにクラシカルなカーテン付き(もちろん替えてもOK)、 照明器具に至っては、全て白熱灯でもって、ワンルームは、イサム・ノグチ風の和紙ペンダント!
前の住人の趣味かと思ったら、中古マンションを買い取った現在のオーナーさん(某住宅会社)が、 ありきたりのイメージを変えるために、全改装されたそうです。
駅から近いわりに家賃が安かったので、第一候補でしたが、共益費が高く、おまけにペット同居だと、2か月分増しの仲介物件といううことで、思わぬ金額がはじき出されて即答ならず。
駅から遠くても、同じ金額の広いところがいいとか何とか・・・
通勤がネックだったり、猫同伴が選択肢を狭めたり、親が潜在的な足かせだったりで、思うような物件が品薄のようです。


今日24日は、「カフェ爾今」in TOSC ですよ。
またお昼に会いましょう!

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2008.9.23

アツミスーパー山田店の魚屋さんに並んでいた鯵は、口先から尻尾まで、約45センチ!
鰹と見紛うほど大きな鯵で、開いて塩にした状態が、自家製の干物のようにも見えました。
「入荷した、でっかい鯵を見たら、開いてみたくなった」と、若い店員さん。
そのでっかい鯵に呼ばれた気がして、じーっと眺めていると、どこかの小父さんが、迷わずビニール袋に詰めていきます。
一枚百円の小鯛とか豆鯵の自家製干物を食卓に出すと、「食べた気がしない」と物申す次男に、 「これでどうだ!」と、大皿で出したときの反応を思い浮かべながら、私もビニール袋に入れました。

しかし、親子二人でも大きすぎる鯵を目の前にして、どうやって焼こうか・・・と、思案。
以前、瑞浪の森の家におじゃましたときの“U字溝コンロ”が、頭をよぎりましたが、あらためて買い物に出るのも面倒だったので、 半分に切っても網からはみ出た鯵を、ずらしながら焼きました。
味のほうは、塩焼きよりも、フライの方が合いそうでしたが、いっそ干物になっていれば、ペロリだったかもしれません。


先日、中古物件の家具のことをお話しましたが、少しだけ残りました。 こちらを見ていただいて、欲しいものがありましたら、ご連絡ください。(早いもの順です)
ただし、取りに着てくださることが条件です。
処分の日程もありますので、9月25日までに、ご連絡いただけたらと思います。
受け取り日や場所などは、追って連絡いたします。

報告・・・おかげさまで、全部引き合いをいただきました。
ありがとうございます!

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2008.9.22

AMONDANS』での撮影に立ち会わせていただいた、kuminさんのブライダルフラワーは、ほんとうに素敵でした。
テーブル花は、赤とオレンジ、ピンクを中心の情熱的なトーンで、 今回ご依頼のあったという、写真のブーケは、楚々とした中にも華やいで、新婦さんの歓びを表しているかのようです。

kuminさんのブライダルブーケ

撮影させていただくのが2回目ということもあって、合間にスタッフたちの動きを眺めるゆとりもできた私。
アキアカネが飛び交う庭園でのリハーサルを見つつ、人前結婚式(親族や友人、知人などの参列者を証人として行われる結婚式)も、いいもんだなぁと思いました。

ご親戚の方たちが到着し始めた頃にセッティングを終え、ほっとした表情のkuminさんとともに、会場を後にしました。
その帰りしなに、なんと、kuminさんからブーケをプレゼントしていただきました。
美しい花たちに会わせていただくだけでも幸せなのに、もうびっくりするやら嬉しいやらで、またまた、うるうる。
やさしさに包まれっぱなしの私は、涙もろさ人一倍です。

午後は、スパー境田店企画の落語会へ。
地域のお馴染みさんに混じって、ふれでぃーさんとやまさきさん、寅さん、うさぎさん、友人達とともに、 豊橋出身の真打・桂文月さんの落語に、抱腹絶倒で涙、涙。
笑い過ぎた皺だらけの顔も何のその、曇天を吹き飛ばしてくれたひとときに、心の中は秋晴れになりました。
スパー境田店の、粋な企画に感謝!

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2008.9.21

少し前に担当したお客さまの、それまで住んでいた、親御さんの家の仲介が成立し、残してきた家具の処分確認に立ち会いました。
家具付きの中古物件として購入された方が処分を望んだものの中で、もし要るものがあればどうぞ、とのお誘いです。
私自身が使うかどうかは別として、処分されてしまうのに忍びないものは、どなたかにと、張り切って出掛けました。
小さいお子さんお二人の若いご夫婦でしたが、一度洗いに出したと言う桐の和箪笥や、雰囲気のある洋服箪笥、皮のソファは使われるとのこと。
チェックから外れた中で、数点いただくことになりました。
また、このコーナーで、お披露目しますね。

やまさきさんの作品

写真は、『フォルム』で開催の、「上田央 メールアート教室ぼく墨展」での、やまさきさんの作品です。
古い金網を使った墨アートに、もう目も心も釘付けになりました。
古い金網は、以前『花と器・野むら』さんで手に入れられたもので、私の友人達も、やはり花器を付けたりして、壁掛けの飾り物として使っていますが、 墨絵アートの一部にしてしまう発想と、『フォルム』の味わい深いコンクリート壁とのコラボが、なんとも素敵でした。
今月29日(月)まで開催です。お時間ありましたら、どうぞ。

さて、今日は、kuminさんのブライダルフラワー撮影の、第2弾です。どんな花たちに出会えるのかしらと、ワクワク、ソワソワ。
午後は、スパー境田店企画の落語会にも行ってきます。

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2008.9.20

一人暮らしを楽しんでいたところへ、息子が戻ってきて2年。
主婦としての時間が多くなったことで、HPのコンテンツ作りへのエネルギーも削がれた代わりに、早寝早起きのサイクルが根付いたこの頃ですが、 ここ1.2ヶ月の間に、再び出て行くことになりました。それも、猫たちを引き連れて。

事情があって、先日のこのコーナーで、「ミミの里親に」と申し出たのですが、貰い手があるはずもなく困りきった私に、息子が手を差し伸べてくれたのです。
昨年のマイシャのときとも助けられましたが、普段はぶっきらぼうな次男のやさしさに、身に沁みました。
通勤のことや家賃も含め、まだまだ物色中ですが、土鍋で作った豚汁をお椀に入れながら、一人暮らしの食卓を想い、胸がツンとなった夕餉でした。
一人暮らしの気楽さも捨てがたいのですが、家族はもちろん、仲間たちとの楽しい時間を味わうことは、同時に孤独感もついてまわることを実感するのは、秋だからでしょうか。

めずらしくメランコリックになっていたところへ、懐かしい方からメールをいただきました。
とたんに、気分が高揚して・・・単純な性格だなぁと半ば呆れながらも、Oさんに感謝です。
そして、強張った心を溶きほぐしてくれる、親うさぎさんのイラストからも、おだやかな「気」をいただきました。
「ギャラリー 親うさぎ」 Vol.004 「 cafe 」を更新です。
どうぞ、ご覧ください。

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2008.9.19

休日の昨日は、フォルムで開催の 「上田央 メールアート教室ぼく墨展」で、やまさきさんの作品を中心に鑑賞したあと、 友人を迎えに行き、岡崎へ。
久々に岡崎製材へ寄って、まな板などを物色。
そのあと、かねてから行きたいと思っていた『鮨安』さんで、ランチをいただきました。

「深造の森」での、とびっきり美味しい握り寿司の感動をあらたに、ランチのお造りやチラシ寿司、天婦羅、茶碗蒸し、胡麻豆腐、赤だしなど、 素材の良さを生かした料理の美味しさを堪能させていただきました。
しかも、内山さんのプレノアール(フランスの軍鶏)を軽くあぶって、ローズソルトだけで味付けした握り鮨が、もう絶品!
後生忘れられない味として、インプットされました。
開かずの間?だったお茶室も、この日は私たちだけでしたのでお披露目となり、お茶を一服いただきました。
お二人の人情味のあるお人柄と居心地の良さに、ついつい長居の私たち。
東新座さんからいただいた縁と、鮨安さんご夫妻に感謝です。
またページを割いて、お店の紹介をしますね。お楽しみに。

『鮨安』さんのランチ


最後の訪問は、安城の『花と器・野むら』さんです。
器や季節の鉢ものをチェックするものの、まるで友人の家に遊びに行ったような感覚の私たちは、会話が何よりの楽しみです。
ここでのひとときも含め、いい一日を過ごすことが出来ました。

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2008.9.18

CGソフトが、またエラー続出。
部屋名や窓の入力中に、入れ忘れた壁線を入力すると起きる現象で、新しいバージョンになってから、 なぜか私のパソコンだけ頻繁に見舞われるのです。
エラーのデータを破棄して、初めから入力すること3回。
やっと2階を終えたところで、保存して休憩。そして、再び立ち上げると、な、なんと1階が消えている!

大きな物件だったし、家具や設備が窓越しに見える外観パースを想定して、びっしり入力したので、ショックを隠せない私。
それでも帰るまでに完成しなくてはと、気合いを入れ直し、最低限の壁線だけ入れて、屋根をかけ、窓にカーテン、 エクステリア(これには時間を掛けて)も入力して、なんとか完了・・・ふぅ。


さぁ、今日はイベントの代休を取って、友人と久しぶりに西へ!
しっかり、羽根を伸ばしてきます。

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2008.9.17

『茶房 日々』さんの9月のお菓子は、「おはぎ2種」と、写真の「菊月」でした。
今回は、“器ありき”でなく、お菓子に合わせて誂えた器だそうで、お膳はご主人作、メープルの丸い木の器に、ぽっかり浮かんだ菊月は、 南瓜のタルトです。
おはぎ膳も、みごとな見立てで、どちらも美味!
ゆるりと過ごす中の、お茶のひととき・・・滞在型茶房での限られた時間を、季節の移り変わりと共に、味わっていきたいなぁと、あらためて思いました。

茶房日々、9月の「菊月」

仕事でも家でも、パソコンの画面を注視しているのと、このところ読書が続いているせいか、 数日前から、目玉が飛び出しそうな痛みを感じることがあります。
目の疲れが溜まっているだけでなく、体と同じように、機能が衰えていくのかもしれませんね。
そんな時は、手のひらを目に当てて“手あて”をし、家であれば、温めたタオルで湿布してから“手あて”を。
「使ったら休める、“手あて”をする」・・・これは、天野泰司さんの気功入門書からで、 ストーンと心に落ちた、「気功」でした。
そして今、著書の中でも紹介されている、野口晴哉さんの本も読み返しています。

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2008.9.16

9月の『茶房 日々』は、引きも切らずに訪れる人・人・人。
そして、ツクツクボウシの大合唱と、庭の白萩という、夏の名残りと初秋の佇まいを醸し出していました。

稲と白百合、そして、お蔵に掲げられた、書家・井上有一氏の作品を、座敷の大きな硝子座卓の一角に座って眺める・・・
「自然農法わら一本の革命」の著者・福岡正信さん(老衰のため、今年8月16日永眠)を偲んでの室礼がなされ、 「尊敬してやまないお一人」と語るオーナーさんの、熱い想いが伝わってきます。

めずらしく一人で出掛けたこともあり、日が落ちるまでゆっくりさせていただきました。
そのおかげで、シェフのTさんにお会いすることが出来たし、想像以上に素敵で、しかも古い家に沿った厨房も拝見しました。

また、帰りしなに、豊橋からいらしたご夫妻にもお会いし、そのあとご挨拶した、日々さんのご友人が、 「佐藤司没後二十年展」開催に関わられた、箱根の『天山湯治郷』さんともお知り合いとのことで、 縁の繋がりの不思議さを感じた夕暮れのひとときでした。
前期は、今日までオープンです。雨の『茶房 日々』も、また風情がありますよ。

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2008.9.15

イベント終了。
体はもとより、お茶の飲み過ぎで、疲れが胃にも及び、帰宅してしばらく横になりました。
睡眠をたっぷり取って、疲れは抜けましたが、筋肉痛が少々。
寝る前のお茶が効いたのかどうか、いつもの落ち窪んだ目が、ふっくらして、顔の皺も浅くなったような・・・
ちょっと若返った気分の、今朝の私です。

井筒屋珈琲店マスターの IZUTSUYA Coffee&Photo brake vol.149 ≪ 日本海 ≫(一部車窓より)を更新しました。
どうぞ、ご覧ください。

2008.9.14

半信半疑ではあっても、防災意識を高めたジュセリーノの予言は、幸いにも外れてホッとしましたが、昨晩の我が家は、それこそ震度6弱(この辺りの東海地震予想震度)並に揺さぶられて、右往左往しました。
大変お騒がせしましたが、ミミのことは、解決しました。成り行きは、またいずれ・・・です。


今年のイベント来場記念品は、障子の桟で組んだ、壁掛けの一輪挿しです。
毎年人気のコーナー、「大工さんと一緒につくろう」に、スタッフや大工さんを交えての企画会議で、いろんなものが発案され、採用された中のひとつが、 我が家の壁掛け一輪挿しをヒントに提案したものでした。
組子になった桟を、速乾の木工用ボンドでくっつけ、バーナーで焦がして、渋さを出しました。
社員宅の林の黒ずんだ竹も雰囲気があって、なかなかの出来栄えに反響がよく、数が足りるだろうかと心配しつつの初日でした。

朝晩は涼しいものの、日中は、まだまだ残暑に汗まみれで、しかも、会場と2階の給湯室を何度も往復して、少々バテ気味ですが、今日も一日頑張らなくてはと、心しています。

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2008.9.13

ショートケーキといえば苺ですが、『ラトリエ・ドゥ・T』さんには、和栗のショートケーキ(モンブランではなく)もありました。
秋の装いのように、シックなデコレーションは溜息もの。
そして、この日のプレートは、チーズケーキとシュークリーム!
ほんのり甘い和栗の食感を、しっかり味わったケーキタイムでした。


『ラトリエ・ドゥ・T』の和栗のショートケーキ

いよいよ、今日明日と、ビッグイベント開催です。
大工さんはじめ、大勢の人の関わりで成り立つ催事ですが、土曜日の今日は、地元の子供会とタイアップなので、ひときわ賑やかになりそう。
何ごとも無く、楽しく過ごせることを祈って、一日のスタートです。

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2008.9.12

通勤途中の朝、大きな桐の木のある家の前で信号待ちになることがあります。
10メートルほどの桐は、春になると薄紫色の花を咲かせ、初夏から初秋まで、大きな葉が木陰をつくり、紅葉の季節を過ぎると、 足の悪いご婦人が、箒で落ち葉を掃き清めている光景に出会うこともありました。
その家が、いつのまにか桐の木とともに解体され、つい先日通りかかった時は、地鎮祭の準備をしている最中でした。
あの豪雨のあとに、浸水した後片付けをしているのを見たばかりでしたが、それ以前に建て替えが決まっていたのでしょう。
きっと、自慢のマイツリーだったであろう、あの桐の木は、どうなったのだろうかと、ちょっぴり気になった通勤の朝でした。

明日から、都田の『茶房 日々』さんオープンです。
9月のご予定に、ぜひ!



Sabou hibi
open


第九番目の月
菊月

Kikuzuki


13(土)−16(火)
27(土)−30(火)




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2008.9.11

昨夜は、音福堂さんの水餃子パーティーに招かれました。
箱根で『天山湯治郷』を営まれ、佐藤司さんともご交友のあったSさん、子猫の里親募集が縁の友人、 あとから駆けつけた若きミュージシャンたちとの、庭先の焚き火を囲んでのパーティです。

水餃子パーティーに招かれて

移動式おくどのお釜で、鶏ガラで取ったスープの中に入れた水餃子が、どんどん出来上がります。
スープと共にお椀に盛られ、酢と醤油で味付けされた熱々の水餃子が、美味しいの何の。
どれだけでも入り、「美味しい!」を連発しながら、たくさんいただきました。
その後の、スープでゆがいたうどんも、これまた美味しくて、食いしん坊の私は、ただただ感激。
4人のお子さんや、自由闊達に遊ぶ子猫のサスケくん、焚き火を囲みながら、月を愛で、美酒と料理で談笑する大人たち・・・ いい風景だなぁと感じ入り、嵩山の古い民家の一コマを心に刻みました。

居心地が良くて、すっかり時間を忘れてしまった宴と、出会いの“縁”に感謝しつつ、 もっと居たい気持を残し、ぐっと傾いて大きくなった赤い月に向かって、帰路につきました。

さぁ、週末のイベントに向けての準備が、大詰めです。
気になる防災グッズの準備もしておかねば。

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2008.9.10

今年は、バルコニーのゴーヤが、あまり実りませんでしたが、開花を意識しなくなった頃から、 蟻たちが受粉作業を継いでくれたので、今でも幾つかぶら下がっています。
あちこちにお裾分けこそ出来なかったものの、サラダに、炒め物にと、使いきりサイズのゴーヤには、ずい分助けられました。
暑い日差しを和らげてくれたことにも感謝しなくては。
そして今朝は、最後のチビゴーヤを収穫して、片付けました。
鉢の土を、しばらく天日干しをしたあと、土と堆肥を補充し、春菊とルッコラの種を蒔こうと思います。

最後のチビゴーヤを収穫

豊橋市美術館で開催の、第4回トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展に行ってきました。
静かさが漂い、穏やかな気持にさせてもらった作品や、リアルなもの、雅やかなものや、怯んでしまいそうな「気」に満ちたもの、 「これも日本画?」のコラージュにホッとしたり、恐れ多くも部屋に飾りたいと思った、好きな色と質感の作品・・・・・
全国からのエントリーから選ばれただけあって、どの作品も、「神の手」が下りたのかと思うほどの迫力でした。
また、私自身が思い描いていた「日本画」へのイメージを、みごとに払拭された展覧会でもありました。

「星野眞吾賞展」と「佐藤司没後二十年展」のあと、 フォノンカフェ(金曜定休)で開催の「西澤豊作品展」を観ながら、お茶を・・・という展覧会ツアーなど、いかがでしょう。

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2008.9.9

ウールの仕事用ズボン3本と、家で羽織るカーディガンが無いのに、つい先日気が付きました。
冬物をクリーニングに出す時、2.3回に分けて出したので、最後の分の受け取りを忘れたのだと思って、仕事帰りに寄りました。
30年来のお付き合いのクリーニング屋さんには、我が家用のコンテナがあり、お店のご家族のどなたが見ても一目瞭然。
その間にも、何度か行ってるので、冬物を渡し忘れるなんてことないのです。
じゃぁ、スーパーの方へ出したのかもしれないと思い、買い物前に寄って確認すると、ここにも無い。

箪笥はもちろん、家中を捜したけれど、見つからない。
グレーのズボンに、裏地を付ける予定だったことまでは思い出せるものの、そこから先の記憶が消えてしまってるのです。
クリーニングに出そうと、紙袋に入れたままのを、勘違いして捨ててしまったのかも・・・寝つきの悪い夕べでした。
今朝、よもやと思って、下の倉庫を探したら、いろんなものの下敷きになったズボンとカーディガンが出てきました!
冬物をクリーニングに出すと、ナフタリンの匂いが部屋中に漂うので、匂いが抜けるまで倉庫に保管することがあります。
その衣類の移動の際、下に落ちたものに気付かず、要らないものや部屋に置けないものを詰め込んでしまってたようです。
一件落着で、ほっ。

もう一つの探し物で、お気に入りの本「インドアグリーン No.3」は見つからないままで、これは、いらない雑誌に紛れて捨ててしまった可能性大。 もう手に入らないだけに、がっくりです。
それでも諦めきれずに、本棚に仕舞い込んでるのかもと探す目に、「ていねいにくらす」というタイトルが飛び込んできました。
今の私に、いちばん必要なテーマのようです。

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2008.9.8

全久院で開催の「佐藤司没後二十年展」へ、そのきっかけを作ってくださった音福堂さん、音福堂さんとの出会いを作ってくれた友人と一緒に、観てきました。

「やぁ、よく来たね」とでも言うように、右手にぐい飲み、左手に煙草を携えて迎えてくれたのは、在りし日の佐藤司氏?
ご存命であれば、開催初日の9月5日が還暦だそうです。
偉大なる作家としてのお名前は聞き及んでいましたが、待合と本堂に展示された、数多くの作品を目の当たりにするのは初めてで、 こと、31歳の時に、一日一体を31日間制作・・・この集中力も凄いことです・・・したという、“念”三十一体の、いまにも動き出しそうな、リアル感とオーラを放つ作品は、圧巻でした。

箱根で『天山湯治郷』を営まれているSさんとの交友や、今回の展覧会に尽力を発揮したS氏、作品の没頭する佐藤司氏の逸話などを、佐藤夫人から伺いました。
会場での受付や接客を担当されていた、懐かしい知人や、顔見知りの方にお会いすることもできました。
ふと、訪れる人を引き合わせる回顧展でもあったのかなぁとも、思うのでした。
「佐藤司没後二十年展」は、15日(祝)まで開催です。ぜひ!
会場へのアクセス等は、こちらで、どうぞ。

佐藤司没後二十年展

このあと、友人と共に、音福堂さんのお宅訪問となりました。
嵩山の古い民家に縁を得て移住し、改装しつつ住まわれているもので、古い建具や家具を、センスよく取り入れています。
古い家を、自分で改装しつつ暮したいという夢を、いまだに成し得ないでいる私ですが、きっと、こうした出会いをいただくことで「夢」が叶っているのかもしれません。
嵩山の棲家では、楽しい計画もあるようです。また便乗させてもらいましょよね、みなさん!

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2008.9.7

最近は、上棟式に招かれることが多くなりました。
昨日の夕刻も、親御さんの敷地へ建てる現場へ赴くと、野地板の打ち付けも、ほぼ終りで、お施主さん家族と双方のご両親も待機されていました。
“あ、うん”の呼吸で、後片付けと清掃をする大工さんたちに、普段の現場とは違う、ハレのような空気を感じました。
棟木に取り付けた御弊(ごへい)の前で、お施主さんとともに、棟梁が二礼二拍手した後、お施主さんたちの手で、建物の四隅の柱に御神酒と塩、お洗米をかけて清め、儀式を終えました。

お餅(最近は餅投げをしなくなりました)とお祝儀をいただいたあと、そのまま直帰させてもらい、東方向の我が家へ。
駐車場へ車を止めた時、やっと、日没前の美しい夕焼けに気が付きました。
日没が、どんどん早くなる季節は、家路をに着くとホッとします。

久しぶり夕焼けを撮る

さて、今日は、町内の草取りを終えたら、掃除と買い物を済ませ、美容院で伸び放題の髪をカット。
午後から「佐藤司没後二十年展」、できれば美術館にも、あそこもここもと欲張りたいところですが・・・



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2008.9.6

来週に迫った、リフォーム部ビッグイベントの全体打ち合わせで、すっかり帰りが遅くなった私を待っていたのは、 スケルトンのパッケージが素敵な贈り物でした。
表面の大きな写真は、裏庭から和室を撮った、『茶房日々』さんの夏の風景で、なんと、その窓の向こうに私たちがいる!
封を切るのが惜しいと思いつつも、好奇心の方が優って、ほどきましたら、日々さんからの心打つメッセージと、シューマンの美しい音楽が(友人たちの分も!)・・・
写真を撮ってくださったのは、書店などで販売している、三河から浜松辺りを紹介している、「Fratto」のカメラマン・M氏です。
その日は、ちょうど『茶房日々』さんを取材されていたのですが、 空気感のある写真を撮られる方で、つい先日、ホテルアークリッシュの内覧会でも、「記録写真を撮っている」と言うM氏と、ばったりお会いしたばかりでした。

美しい写真を贈ってくださった、日々さんのお心遣いへの感謝と、感動の余韻に浸りつつ、シューマンを聴きながら、秋の夜長を過ごしました。
9月の『茶房日々』オープンは、来週13日(土)からと、その2週間後にも。また、あらためてお知らせしますね。

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写真を並べるだけのつもりが、ずい分手間取ってしまいましたが、 3日にグランドオープンした、ホテルアークリッシュをアップしました。どうぞご覧ください。

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2008.9.5

昨日は同業者の勉強会(持ち回り)があり、各地からおいでいただいた方達に、ふたつの分譲住宅見学も含まれていました。
たとえ短い時間であっても、住まいのコンセプトを感じ取っていただけたらと、掃除とセッティング、後片付けにと一日奔走。
備品としてあるもの以外に、家からの搬入物が多いので、階段の昇り降りが堪えました。
真夏だったら、倒れていたかも。

見学コースの一つでもある、牛川の「石庭のある家」は、竹が青々と繁って、和室からの眺めがすばらしく、 仕事を忘れ、日長一日寝転んで眺めてたい気分でした。
私なら、キッチンとダイニングをこちら側に配置し、テラスを張り出して、お茶を愉しめるように・・・ そんなことを想像して、ぺたりと座り込んだこともある、いい土地です。
この和室からの借景を気に入っていただいたお客さまに、近々引き渡しになるそうです。
プランした上司も、きっと設計冥利に尽きるでしょうね。


「ギャラリー 親うさぎ」 Vol.003 「 for you 」を更新しました。
どうぞお楽しみください。

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2008.9.4

アツミセミナー「食を考える会」は、“米と菓子”がテーマでした。
いま市場に出回っているものの殆どが、コシヒカリとか。
見栄えが良くて粘りが強いコシヒカリに対して、味は良いのに、見栄えの悪さと粘りが弱いササニシキや、 その地域の在来種も減少しているんだそうです。

味の良し悪しは忘れてしまいましたが、以前、コシヒカリとササニシキを食べ比べたことがありました。
数年前から、有機米や合鴨農法のお米を買うようになり、品種の方は意識しなくなりましたが、 自宅で精米するようになってから、コシヒカリは胚芽が落ちやすいことに気が付きました。
5分つきでも7分つきでも、胚芽米にしても同じで、数ヶ月間注文した、名倉の合鴨農法のお米では気が付かなかったので、ひょっとしたら、名倉のはササニシキ系だったのかもしれません。
勿体無いので、糠をふるいに掛けて保存し、雑穀米と一緒に炊いていますが、 何気なく買っているお米にも、いろいろあるようです。また追って報告しますね。

スパー堺田店へおじゃましたのがきっかけで、三浦製麺の「昭和うどん」に出会いました。
もちろん、アツミスーパーでも扱っていましたが、それまで冷凍のさぬきうどん一本槍だった私は、 全粒粉と食塩だけで作られた「昭和うどん」の美味しさに、すっかり嵌ってしまいました。
今回のセミナーでは、その三浦製麺さんにお会いできました。
農薬も化学肥料も使わず、土壌改良を重ねて、とっても美味しい梨を作っている、豊橋の「ニコニコ農園」さんも、初参加です。
ひょっとしたら、来年の夏は、アツミスーパーにも「ニコニコ農園」さんの梨がお目見えするかも。

有機農法や自然農法で、お米や野菜作りしている「豊橋有機農業の会」、お茶の「後藤農園」さん、レモンの「河合果樹園」さんなど、 三河でも、安全で美味しいものづくりに取り組んでいる生産者が多いことに、あらためて心強く思うこの頃です。

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2008.9.3

この夏8月11日、豊橋駅前に COCORAFRONT(ココラフロント)が誕生しました。
そして、9月3日の今日、ホテルアークリッシュ豊橋がグランドオープンです。
内覧会の写真をまとめて、今日更新する予定でしたが、間に合わず・・・・・仕上り次第の更新になります。


「佐藤司没後二十年展」のお知らせです。

音福堂さんを通じて、「佐藤司没後二十年展」のご案内をいただきました。
「深造の森」でお会いした音福堂さんのご友人で、箱根で『天山湯治郷』を営まれているSさんの、陶芸の師匠でもあったそうです。
なんと、墨絵作家のやまさきさんも、佐藤司さんの陶芸教室に通われたお一人だとか。
いろんな方から、佐藤司さんのエピソードを耳にする機会があり、 また、新婚時代の友人宅に招かれ、婚礼道具の一つに揃えた佐藤司さんの器で、珈琲をいただいたことも思い出されます。

その偉大な芸術家・佐藤司さんは、数多くの作品を遺して、39歳で逝ってしまわれました。
今年は没後二十年にあたり、その回顧展が、9月5日(金)より15日(祝)まで、全久院にて開催されます。ぜひご覧ください。

こちらにパンフレットをアップしました。

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2008.9.2

今日9月2日(火)のPM7:00より、アツミセミナー「食を考える会」が開催されます。
会場は、アイプラザ豊橋(元勤労福祉会館)です。
お時間の許す方は、ぜひ!

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2008.9.1

前日までの雨で、心配された「深造の森」への道路状況は、水溜りこそあれど、いつもと変わらずで、ほっとしました。
石巻で待ち合わせた音福堂さんと、箱根からのご友人とともに、一番乗りで到着。ほどなく、N氏も。
家人のMIMIさん、お隣の左近さんと、まずは乾杯をしたあと、私は肴づくり・・・切って茹でて盛り付けるだけ ・・・に勤しみ、「新月の会」の宴の始まりです。
宵闇が迫った頃に、手打ち蕎麦持参の陶芸家と、木版画家のお二人が到着。
宴もたけなわで、お酒もお話もすすみます。初対面同士とは思えないほどに!

竹炭パワーの話から、左近さん秘蔵の竹炭登場。
ある日、窯から竹炭を取り出す作業中、なんとなく気になったという奥の竹の1本に触れたとき、 ビリッと感じたのだそうです。
それが、ひときわパワーを持った竹炭で、背中などをローリングしてもらうと、心地よくほかほかとしてきます。
「こういうことは信じない」と言ったお一人は、いざローリングをしてもらうと、「肩の痛みが、どんどん楽になっていく」と、いたく感動していました。
調子が悪い人ほど、効果が歴然なのでしょう。
「この竹炭は、どこに置いているのか」とも。
パワー竹炭危うし!(笑)

新月の夜ならでは星空をと、時折外に出てみました。
山並みのシルエットは漆黒の闇なれど、遠くの町の灯りが雲に反射し、9時ごろでも明るさの残る夜空でした。
それでも、山の上のこと、部屋の灯りを消すと、夜空一面に輝く無数の星!天の川!
縁台や長椅子に寝転がって、しばし我を忘れ、浸りました。(そのまま寝てしまわれた方も)

音福堂さんのライブ

ひんやりとした風に促されて部屋に戻り、今宵の楽しみでもあった音福堂さんのライブを。 ジャジーな弾き語り(素敵です!)に、耳を傾けつつ、ふたたび酒盛りです。
そして、囲炉裏に炭が入り、あぶりものの肴を網に乗せて、またまた囲炉裏端談義が始まります。
いろんな人生を歩んでこられた人たちの味わい深い話は、別世界を垣間見るようで、ほんとに楽しいひとときでした。
はやばやと睡魔に襲われた私は、11時過ぎに隣の部屋のコタツで、子猫のタロウくんと一緒にダウン。
夢うつつに聞こえてくる会話が、子守唄でした。

今朝は、タロウくんとともに5時半起床。
宴の片づけをして、「深造の森」を発ち、一旦家に帰ってから、1時間遅れで出社しました。

あれもこれもと欲張った夏の楽しみは、どの時も慌しく、後ろ髪引かれる思いの帰路でしたが、いろんな人たちの出会いとともに、充実した夏を過ごさせてもらいました。

井筒屋珈琲店マスターの IZUTSUYA Coffee&Photo brakeと、『内田珈琲店』9月の限定珈琲を更新しました。
どうぞ、ご覧ください。