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玄関ホール西側の和室は、昭和初期を思わせるビクトリア調の家具が、古民家によく似合い、
梁から下がったペンダントや、アンティークランプの心地良いフォルムに、ホッとします。
冷たいお茶の入ったグラスもコースターも、時代もの。庭の木々を眺めながら、ふと古きよき時代にタイムスリップような錯覚に陥り、
できれば時計をこのまま止めてしまいたいような・・・
広縁に置かれた椅子は、日本楽器製(現YAMAHA )の折畳み椅子で、“文化椅子”ともいい、
「骨董屋さんで出会ったこの椅子に、両親が同じ椅子を使っていたことを思い出した」そうで、手に入れられたとか。
1928年に発売させて以来、
シンプルな意匠性と、機能的で使い勝手のよさが人気を集め、戦後は復刻版も発売され、今なお人気の椅子でもあります。
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