← 手持ちでフラッシュ無し、おまけに露出が足りなくて暗い写真になってしまった、階段箪笥周り。
2階には、バンドを持ってらっしゃる息子さんの練習場と納戸があり、 書がしたためられた押入の襖紙は、風化してなお美しく輝いていました。
この家の中心である“囲炉裏の間”は
がっしりした梁の黒さと
漆喰の白さのコントラストが美しく
明り取りを設けた天井から光が差込んで
囲炉裏端を照らしていました。
二つの階段箪笥、和箪笥、飾り棚
オブジェのような存在感のある自在鉤
古伊万里や壺など、吟味し尽くされた骨董が息づき
古民家の真髄が凝縮された空間でもありました。