Interior Watching
「住処はホームカフェ!」
(2007.9)

To a home cafe Welcome!

友人の長女・Yukiちゃんと、古道具好きのKanちゃんが結婚して1年余りが過ぎました。
二人の新居は、以前取材させていただいた Carafe(名古屋)方面で、 Kanちゃんちの実家近くのマンションです。
先日の「而今禾」ライブで一緒になったとき、お宅訪問の話に、ふたつ返事でOKしたのは、言うまでもありません。
若いのに古道具が好きで、収集しているKanちゃんと、インテリアセンス抜群の友人のDNAを受け継ぎ、名古屋でも名の知られた花屋さんで仕事をしていたYukiちゃん、それぞれのこだわりを結集した住まいへ、 友人(Yukiちゃんの母)、Yukiちゃんの妹と、その幼馴染みの若夫婦、私の5人で押し掛けました。

内倒しのサッシにステンドグラス風の古い建具を重ねる手法!
私も好きな形の、アンティークペンダント・・・玄関からして、住人が、ただものではない雰囲気を漂わせています。
そして、あっ! と驚いたのは、リビングに据えられた階段です。
この住まいのシンボルであり、この上にも部屋があるような錯覚を起こさせる、仕掛けでもあります。

古道具が好きで、古いお米屋さんが解体されるとき、知人に誘われて、階段とお店の看板や建具をゲットしたそうで、お蔵も二つ持っている!
と、真(ま)に受けましたが、ひとつは、これ↓


階段の下は、アイデアが溢れんばかりのKanちゃんのスモールオフィス。




トイレもwatching !
ここは、ナチュラルなトーンでまとめた狭小美術館です。
棚は、Kanちゃんのお手製。

同じく、古いものが好きなYukiちゃんは、名古屋でも屈指の花屋さんで磨いたセンスを、住まいにも取り込んで、すてきな空間をつくっていました。

サボテンや観葉植物が多くて、気持のいい空間です。
和と洋の、いろんなものがあっても、雑然とした感じがなく、ギャラリーやインテリアショップのように、お洒落です。
二人の好きなものが、違ってはいても、相談しながらしつらえていく過程で、二人の暮らしに、しっくり馴染むんでしょうね。

もうひとつ感心したのは、スポットやフロアスタンドなどの間接照明を、上手に使っていることでした。
ガラス瓶に電球を仕込んだフロアスタンドを作り、少ないワット数の白熱灯クリアランプで、効果的な明るさをつくり出し、光を使いこなしているのには、もう脱帽です。




さてさて、watching のあとは、ランチタイムで、watching の間中仕込んでいたシェフは、友人とYukiちゃん、妹のMiちゃん、そしてKanちゃんです。

家を出るとき食料をたっぷり積み込んだ友人は、手際よく野菜を刻んでサラダを作ったり茹でものをしたものを盛り付けていきます。
アボガドソースのパスタ用に、いくつものアボガドを潰すのはKanちゃんで、出来上がりはこんな感じ。
なかなかイケる味でしたよ。

Miちゃんは、ピザ担当です。粉をこねて、少し寝かして、野菜やチーズなどをトッピングしてオーブンへ。
差入れの、たこの刺身と美味しいパン、前の日に作って冷やしたヴィシソワーズ (ジャガイモのスープ)、たっぷりの野菜サラダと、アボガドのパスタ、 黒豆の枝豆とビールで、さぁさ、乾杯!

二人がこのマンションに入居の際、希望通りにリフォームしてもらったというLDKは、間仕切りを取り払った20畳余りの広い空間です。 キッチンの裏の、白木の棚も、Kanちゃんが造ったそうで、無垢のウォルナット4枚接ぎにキャスターを付けた、2つのテーブルもDIY。なかなかやります。

焼きあがったビザが、運ばれてきました。
美味しい! 焼きたてのピザは、ほんとうに美味しいのです。
そしてほら、見てください。お皿の穴を。
欠けた大皿の存在感たるや、美味しいピザを、さらに格上げしています。
こんなふうに出せるのなら、今は家カフェでも、いずれは・・・ね!

食後のデザートに、「ラトリエ・ドゥ・テ」にオーダーした、友人への早めのバースディケーキです。