暮らしの愛着道具 Vol.07
「籐のダイニングチェア」

晒柿・暮らしの愛着道具
2002.12.29

貼りかえることも考えましたが、当時好きだったナチュラルカラーが、今のインテリアにしっくりこないので、座面に板を張って、食卓と一緒に息子のパソコン用に譲り、ダイニングは、店舗で使うようなアンティックぽい焦げ茶色の椅子をと考えていました。

長年物色していた食器棚が見つかり、名古屋のインテリアショップ 『IGETTAR』 に訪れた時、アジアの雰囲気が漂う籐の椅子が目に止りました。
華奢そうに見えて、しっかり編み込んだ座面と脚の部分の造り、座りごこちの良さがすっかり気に入って、デザイン違いを2脚購入しました。

籐はクッションとなって座も背も受けとめてくれますし、なにより食事や掃除のたびに、すっと片手で動かせる軽さがいいのです。

ただ、ちょっと心配なのは、「これは爪研ぎにちょうどいい!」と猫たちに味をしめられやしないかということ。
研ぎ応えのありのあるものなら、なんにでもバリアリするものですから、油断なりません。
ゆえに予防策として小さな座布団を敷いていますが、今のところ興味は無いようなので、ほっ。

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