先だって図書館で借りた本に、金属汚染の人体に及ぼす影響が書いてあった。
金属といえば、ずい分前にアルミがアルツハイマーへの要因になることもとの情報が流れ(これにもいろんな見解有り)、ステンレスの鍋に切り替えた人も多々あった中で、そのステンレスもとはびっくりだけど、他の金属の台所用品からも人体へ入る可能性を指摘していた。
野菜や動物食品から摂るミネラル(鉄、亜鉛・・・など)は分解されるが、ダイレクトに入った金属は分解されず体に溜まる。薬で抑えながらも完治しないリュウマチもそのひとつらしく、対処法として、 デトックスやキレーションで金属毒素を排除して生活を正す・・・とも。
もう一冊の本「いのちと気」(矢山利彦×天外伺朗著)でも、金属汚染(ステンレスなどの固有名詞では無く)が及ぼす健康への影響に触れていた。

こちらは ↓  アクセサリーに使われることの多いニッケルについて
 

“ニッケルアレルギーのメカニズムは人間が出す汗の中の塩素イオンによりニッケルが溶け出され、汗によって溶け出されたニッケルイオンが人間に皮膚炎を起こすというものです。また、ニッケルが接触している部分だけでなく、血液に運ばれて汗の多い場所に湿疹を引き起こすこともあります。”

ステンレスに話を戻すと・・・鉄の錆を防ぐために、クロムやニッケルが使われている。
鉄に10.5%以上のクロムを添加のステンレスは「18-0」、ステンレスの代名詞にもなっている「18-8」は、18%クロムと8%ニッケル添加で耐食性に優れ、特殊な分野で使用される「18-14-3」は、18%クロムと14%ニッケルと3%モリブデンで、さらに耐食性が増す。違いを見分けるには、ニッケルが入ってないものは磁石でくっつく (例外もある)・・・というので、さっそくキッチン周りのステンレス製品を磁石でチェックしてみた。

◎くっつかないもの (18-8 )
  浄水器・保温ポット・水筒・シラルガン圧力鍋の蓋・コーヒーポット・ミルクパン・玉杓子
  ボウル・ザル・ほとんどのカトラリー

◎くっつくもの (18-0 )
  包丁・キッチンバサミ・ハンドミキサーの先端・おろし金・泡立器・ソルト入れ・一部のカトラリー
  ポーレックスのコーヒーミル

ここ最近、右膝内側の痛みが気になってたので、原因はともあれ、とりあえず二つのステンレスボウルを琺瑯に替えて、ミルクパンを仕舞い、玉杓子は木杓子の方を、お風呂でのデトックスも心がけているけど、ひょっとして私の場合は、台所用品よりも口の中の金属が先決かも。