雨の日に、シダを植え替えた。
旺盛なシダが鉢から抜けず、一緒に植えていたホトトギス(切花として使うので見えない位置にあり)がちぎれそうだったので、仕方なく鉢を割って取り出し、シダの鉢カバーとして使っていた丸っこい鉢へ植えた。
口が大きい鉢なので、畑へ持って行く予定だったギボシも入れたら、斑入りの白がグリーンの濃淡のアクセントになって、なかなかいい感じ。
白雪芥子の花は終わり、八重のドクダミが蕾を付けている。
グリーンだったの西洋紫陽花は、いまピンク色になり、グリーンに戻るまで無花果の木の横で待機中。代わりに、花色が目立たず、華奢な枝ぶりの山あじさいをシダの足元に置いた。

北窓のコンテナでは、ドクダミが元気良く伸びて、こちらも蕾を付けている。
高砂百合も、前からあった一本の成長が際立っている。
その百合が中心のコンテナには、株分けした八重のドクダミの横に、オニノタビラコを入れた。
畑から移植した百合に、帰化植物のアメリカフウロがくっついてきて、ピンクの花を咲かせ散ったが、この種の形がまた面白いのだ。

足したり引いたりしながら、ささやかな庭の植物たちから、大きな楽しみをいただいてる。