「ヒカリめがね」のお仲間たちに同乗させてもらい、Hさんのグループセッションに参加しました。
風もなくおだやかな天気に恵まれ、道中の紅葉を楽しみながら、作手のHさんのお宅に到着。

Hさんとは、10数年前の知人宅での忘年会に招かれた時にお会いしたことがあり、”養老まで通ってる”というお話だけが記憶に残っていました。
その後、有機農業の全国大会が豊橋で開催された際、4つの分科会の一つでもあった船戸クリニック院長・船戸崇史氏のお話の中で、「前世療法」とか「後退催眠」に興味を抱き、図書館で本を探したりもしました。
そして、2年前にサイトの依頼でいらしたAさんが縁で、我が家へいらしたHさんと、養老の船戸クリニック、前世療法が繋がったのでした。
 

作手の古民家は、忘年会に招いてくださった知人のお仲間(創作室の中西さんもそのお一人)がリフォームを手掛けたそうで、その数年後にHさんが借り受けてるのだそうです。
そんなこともあって、お宅訪問も前世療法と同じくらい関心があっての参加でした。

黒光りのする太い梁と古い家具、和紙の照明、赤々と燃える薪ストーブなど、開放感のある心地よいお住まいは、おだやかな時間が流れているようにも感じました。
初めての人がほとんどだったので、しばしウォッチングタイムでしたが、ひと段落したところで、グループでのセッションが始まりました。
 

「さぁもどりましょう」の言葉で、スッと目が開いた私。
一時間近く経ってると聞いて、びっくりでした。
Hさんの導く言葉のたびに覚醒してたつもりが、実は途中で寝てしまったようです。
 


 

セッションのあとはお昼ご飯ってことで、食台に並べた持ち寄りの料理が、どれも美味しそう。
レシピを聞きながらの楽しいランチタイムのあと、セッションで見えたこと、感じたことを、一人ずつ話しました。
参加した人のほとんどは、開けた扉の向こうの世界を体験できたようで、その話に聞き入りました。

私は、いつもの通勤路なのに、田んぼに水が入ったとたん足が竦むこともあることをテーマにしたのですが、その場をイメージをしているうちに寝てしまったのです。
Hさんのお話では、初めてのセッションには重いテーマだそうで、寝ることで自分を守ることもあるとのこと。

さほど悩むこともない歳になった私が、潜在意識の中にあるであろう前世の歴史の一つを紐解いてみたい想いで参加しましたが、現世がまた前世となって、後世のどこかで影響を与え、引き継がれるのかも興味深いものです。