長男の親友であり、かつてのクライアントさんでもあるS邸へ、GW最中に、長男と一緒に訪問させていただきました。
二人の可愛い娘さんたちに迎え入れられたお住まいは、丁寧な家づくりでも定評のある工務店なので、昔取った杵柄ならぬ好奇心でが前回の私。

玄関ホールに飾られた娘さんたちのアート作品に見惚れ、仕事の打ち合わせで使われる応接間のブテーブルに、「私の好きなラックウォルナット!(脚はアイアン)」と撫でまわし、その入り口引き戸とLDKへの引き戸のアンティーク風ガラスを組み込んだデザインに溜息をつきで、ウォッチングが止まらない(^^♪

インテリアコーディネーター時代でのお施主さんからは、壁のクロスを白っぽくの要望が多かったけど、S邸はベージュ(和風の砂壁では使うことも)を選択していて、建具のウォルナット色とでシックな雰囲気を醸しだしていました。

1階の天井は、可能な高さをと要望されたそうで、それに合わせた建具も高さがあり、廊下や階段の幅が広くとってあって、それぞれの空間が、より広く感じられました。
また、各所に収納スペースが取られていて、お子さんたちの持ち物などは、リビングダイニングの入り口にあって、ご家族のコミュニケーションを大切にされる思いの動線になっていました。

料理が得意な奥様だけに、キッチン設備はオーダーで、セミプロ仕様。
冷蔵庫もベージュで揃えられていて、階段手摺の講師を捩じりアイアンにされたり、キッチン側のペンダントも、とことん探して木の温もりのあるデザインにと、トータルコーディネートが素敵でした。
畳コーナーもあるリビングダイニングには、丸みのある三角形の大きなダイニングテーブルが置かれていて、ご家族団欒になっています。

階段を上がったホールは広々としたファミリールームになっていて、建て替える前の家で使われていた欄間を、アートのように保存されていました。
そして、いずれ間仕切りが造られるようになっている子供部屋の、窓にかかったプリントカーテン(一部のシアーカーテンも同柄)は、自社倉庫に眠っていたものだそうで、なんとも素敵です。

  



ひと通りのルームツアーをさせていただいた後は、一人一人に合わせて選ばれたというケーキでティタイムとなり、私へのケーキは、珈琲味を効かせた「オペラ」が美味しいのなんの。
そのあとは、UNO!
聞いたことはあるけど、初めての体験です。
今年5年生のKちゃんが、わかりやすくお試しゲームで説明してくれて、いざ開始。
お子さんたちと話していて、とても語彙が豊かだなぁと感じました。
聞けば、本をよく読むそうで、アートの感性といい、ゲームの手法もで、きっと企画をプロデュースするような職業に・・・なぁんて、おせっかいにも妄想を膨らませたのでした。

いつもになく喋り、いつもになく笑ったひと時に、アドレナリンもセロトニンも出っぱなしの私は、息子のオマケの訪問だったのが、すっかり愉しませてもらった訪問でした。

 

お手製のビスコッティと、お庭の家庭菜園で収穫されたお野菜をもお土産に頂いて、至福の余韻を味わいつつ、お暇しました、