明星ライブラリーさん企画の、「「WAN OF Enlightenment~ちょろりさんと陶芸体験・器を作る Vo.2」に参加。
一度やってみたいという思いを、やっと実現したのです。

参加するにあたって、マグカップよりもたっぷり入るカフェボウルを作ろうと決めていました。
イメージは、吉田直嗣さんの托鉢のような黒鉢で、何年か前にあるギャラリーで予約注文したまま忘れ去られ、名古屋のギャラリーでも扱っていたけど、その時は買えませんでした。
もちろん完売で、 このギャラリーでも予約注文を取り次いでるようですが、縁がないものと諦めました。

2014-0416Aなので、ワークショップで、ころんとした黒いカフェボウルを作ろうと思ったのです。
そう思ったものの、自分の手となると思うように形作れるわけもなく、壁塗りでいえばコテ跡がしっかり。
まぁ素人なんだし、まして始めの一歩だからと自らを励ます。
用意していただいた1キロの土の約半分が残ったけど、作りたいものがなかったので、お皿っぽい形に広げて縁を返しながら、豆皿に変更。手元に集中といより、頭の中は空っぽで、なーんとなく手が動いてるって感じで、オマケのような小品を4つ作りました。

2014-0416C
周りの方たちは絵付けなど、けっこうアートしてたり、滑らかな丸みの茶わんに付けた高台も、いい感じでした。
参加者全員の作品を並べて記念写真を撮り、いろんな作品を見てたら、やっぱり自分は創造していくタイプではないなぁと、あらためて認識しました。
それなのに、次回は麺鉢を作りたい・・・と、のたまう私。
数年前に豊橋美術館で見た、文様も何もない初期の縄文土器が、一度やってみたかったの動機なんです。おこがましくもね。

約一ヶ月後に、ちょろりさんのアトリエで釉薬をかける体験があり、釉薬サンプルを見ながら色決めに、カフェオレボウルは、迷わず黒!
正面になるところに櫛引をしたので、そのあたりの釉薬が具合よくかすれたら絵になりそうと、早くもワクワクしております。

約3時間のワークショップを終え、お茶とおせんべいをいただきながら、ちょろりさんのお庭から摘んでこられた彩り豊かな花を愛でつつ、心と体を緩めました。