昨日の午後、予約した図書本を、愛プラザまで散歩がてら受け取りに行った帰り、偶然にも野良猫親子のねぐらを見つけてしまった。
我が団地の向かい側に並ぶ住宅で、玄関先に置いてあったバケツの水(園芸用かな)を飲んでるサビ母さんと目が合って、バツの悪そうな顔(目がどこにあるかわからないサビさけど、しばたいてる目がかわいい)でもって躊躇いながら、その敷地内の据置型倉庫の下から顔を出した、茶トラの横へ滑りこんだ。
こちらは、ねぐらが分かったことでホッとしたけど、見られたくない隠れ家がバレてしまったサビさん、出した前足を宙で止め、迷った末に姿勢を低くして潜り込んだ仕草に笑えた。

nora731人の気配が薄そうな家で、猫たちにとっては居心地がいいのかも。
子猫たちは、そのお隣の駐車場で戯れていることもあって、人を見ると隠れるのに、どこでも庭~って感じ。

ほどなく、サビ母さんを目当てにやってきた、鈴の付いた首輪の黒猫(どこかの飼い猫)に、茶トラが興味を示して近づいていった。

 

早朝に捕獲器を仕掛けておいたけど、反応なし。
あてにしてる餌を置かなかったので、サビ母さんは町内をパトロール。
でも今日は、プラスチックごみの日なんだよね。
9時過ぎから雨が降りだしたので、今日の捕獲は断念して、雨がかからない場所にキャットフードを少し置いた。

午後2時過ぎ、前庭にやってきたサビ母さんとベランダからご対面。
チビに出したばかりの缶詰を、少しラップに包んで上から落としたら、それを咥えて子猫たちの所へ走って帰った。
帰ったはいいけど、ラップが小さすぎて、中身が芝生に残ったままだった。
匂いだけ持ち帰ったことに気が付いて、またこちらへやってきて、こぼれた中身を食べた。
食べ終わったころを見計らって、子猫たちの分を、今度はしっかりラップで包んで落としたら、それを咥えて子猫たちの所へ一目散。
雨の日は子猫を連れてこないからね。

野良の子猫たちを保護して里親を探すには、遅いくらいで、できるだけ早く捕獲した方がいいらしい。
懐くかどうかの課題もあって、慣れなくてリリースするにしても、まだ手術はできないので、里親を見つけるのも含めて数か月は面倒を見ることになるとのこと。
これ以上野良猫を増やさないために、サビ母さんの避妊手術は必須・・・
これも関わりあった縁。ねぐらが分かったことで、少し肩の力が抜けたような気がする。