点滴を受け続けて3日のチビは、水はスポイトでしか飲まないけど、食べる意欲が出て、ご飯が欲しいと鳴く。
食べやすいウェットフードに栄養剤を混ぜたのを、一度にティスプーン一杯くらいを食べるようになった。
ただ、日に日に歩くのが難しくなってるので、トイレは、“行きたい”サインを見計らい、抱えて連れて行く。
食べるようになったからトイレの回数も増えた。
早朝など気が付かないこともあるので、念のため紙オムツを当てることにした。

夜はチビの横に布団を敷いて寝るので、ミミは私の布団の上に、寝室のベッドはソラとクウとハナが陣取っていて、居間との仕切りのドアは開けっ放しになっている。
当分この状態が続くだろうと思い、格子ドアを元の位置へ戻す作業をしていたら、その間に、チビがいつものご飯置き場へ行こうとしたのか、途中でひっくり返っていた。
そういえば、今朝も猫トイレのある洗面所で横になっていた。
オムツを当ててることなど、チビには分からず、なんとかトイレまで行ったものの、力尽きて帰ってこれなかったのかもしれない。
老いても心臓は丈夫だというチビは、意識もしっかりしてて、食べることと排泄は本能的に動く。
距離にして5メートルほどだけど、長く感じただろうねぇ。


2014-1003

こんなふうに丸まった姿で寝てるのは、何日振りだろう。