25年余り前になるだろうか、粗大ごみが収集されなくなるというので、食器棚を買い換えた。
その頃、2級建築士の講習会などで、名古屋へ出る機会が’多かったので、下見をしたインテリアショップで、胡桃材の食器棚と、同じフロアに展示されていた籐のダイニングチェアも、デザイン違いの2脚を購入した。

その後、息子たちが独立し、一人暮らしになったのを機に、丸いダイニングテーブルを、古道具屋さんの小さなティテーブルに変えた。
高さが65cm と低めだったので、それに合わせてダイニングチェアの足をカットした。
息子が帰省したり、友人たちが来ると、そのティテーブルの上に 75cm 角の板を乗せて、食卓として対応した。

2脚のダイニングチェアのうち、大きめの方を自分用に使っていた。
長年使っていたので、座面の角の籐が所々切れているのを、ガムテープで補修して、布カバーもかけていた。

退院して、暮らしが落ち着いたころに、座り心地が悪いと感じ、最初は座布団のせいだと思っていたら、実はそうではなくて、座面の角のフレーム部分の籐がググッと下がり始めていたのだった。
3か月半の入院中は、息子がリモートワークで使っていたし、退院後は来客も訪問リハビリもある。
あと10年使うつもりでいたけど、そのうち座面が抜けるかもしれないので、息子に援助してもらって、同じデザインのものを購入した。籐椅子は軽いので、扱いがとても楽なのだ。

手違いで違う色(新色らしい)が届いたけれど、、、

家具屋さんの迅速な対応で、注文通りのが届いた。
(後で調べたら、楽天だと2色の画像で色の選択をするようになっている)


(左が届いたダイニングチェアで、右のがガムテープで補修したダイニングチェア)

早速、籐のダイニングチェアを並べてみたら、同じデザインと思きや、背もたれの形が違うし
脚のデザインが、来客用のと同じだった。

色もグレーが混じったような 焦げ茶色だった。

新しいダイニングチェアは花柄のクッション付きで、深く座ると私ではかかとがつかないけど、浅めに腰掛ければ、マウス作業において、手術した右肩が楽だった。

傷んだ籐のダイニングチェアは、私の体重ならまだ座れるし、猫用としても活躍してもらおう。