2年前の今頃に保護したクウと、その年の晩秋に保護したメグは、今年2歳になります。
甘えん坊のメグは、たいてい他の猫にくっついて寝ることが多いものの、最近ではハナの隠れ家で寝てることもあります。
抱こうとすると逃げるけど、人がいても平気で、寝ているときなら、おとなしく毛の手入れをさせてくれるし、毎日「遊んで!」とおねだりしてきて、釣りグッズを振ると、それに合わせて機敏でしなやかにジャンプやバック転をする遊びが日課です。

メグと仲良しのクウは、ミミを慕って後を追ったり、ミミがすることを覚えたりで賢さは一番だけど、怖がりで触らせてくれません。
7キロ以上ありそうな体格で、抜け毛の手入れはなんとかできるけど、鎌のように伸びた爪を切るのは至難の業。食いしん坊で、夕方の缶詰タイムだけは、か細い鳴き声で要求するのです。

若いメグとミミとは終生共にするのは無理だろうという想いと、他の事情もあって、昨年からNPO 法人に預けることを考えていました。
そして一か月ほど前にコンタクトを取ってお話を伺い、費用のこともあって、人慣れしていないクウだけを委託することにしました。
その日が来週火曜日に決まり、いままでの暮らしと様変わりして、数百匹の一匹になることに、早く慣れてくれたらと思いつつ、名残りを惜しんでいます。

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