大晦日に次男帰省の夕餉や、元旦に来る長男家族も交えての昼餉のメニューをもとに、昨日は年末年始用の野菜類と果物に、『かぜのように はなのように』さんで2種類のパンとピッツァ、今朝はいつもの商品とお刺身や肉類などを買い出ししました。

帰宅してからまず包丁を研いで、おなま酢を。
無農薬の大根と人参を3:1くらいの割合で、それぞれを千切りにして塩をまぶし、しんなりしたら水気を絞って、干し柿も足してビニール袋に入れ、合わせ酢を入れます。

  

我が家のおせちは、ここ数年食べたいものだけということで、おなま酢と海老(華やかになるので)、お刺身のマリネ、卵焼き(だし巻きではなく)、黒豆くらいで、今回は花豆も煮てみようかと思い、水に浸してもどしたのをストーブで煮ます。

 

だりあさんのサイトリニューアルもひと段落した昨夜は、Asahi.com の記事「8歳のバイオリニスト 39コンクールに出場、全て1位」を読んで検索した、コンクールでの吉村妃鞠(ひまり)さんの動画に、すっかり魅了されてしまいました。

下に記載した動画は、ロシア・モスクワで開催された第20回シェルクンチク国際音楽コンクールのもので、弦楽器部門(14歳以下の部)第1位 及び 金のシェルクンチク賞。

最初に観たのがサラサーテの「ツィゴイネルワイゼン」で、情緒豊かな演奏に鳥肌が立ち、目も潤むほどの感動に包まれました。
審査員の面々の表情からも、並みならぬ技術と表現力に聴き入っている様子がうかがえ、その後ろのご婦人が涙をぬぐっているのも見えました。演奏が終わるや、審査員さえも「ブラボー」と。
このコンクールの動画は、演奏者だけでなく、会場の人たちや妃鞠さんのお父さんにもカメラを向けていました。

世界から参加のコンクールだけあって、どの出場者も技術的には優れています。この動画は何人かのエントリーの演奏動画なので長く、
妃鞠さんの演奏は27分のところからです。
「ラ・カンパネラ」といえばフジコ・ヘミングさんを思い浮かべますが、難しい曲を見事に弾ききって3人の審査員から満点をもらってます。

オーケストラとの演奏はパガニーニの「ヴァイオリン協奏曲第1番」で、舞台の袖から中央へスタスタと歩く小さな妃鞠さんに、つい頬が緩んで、「カワイイ」を連発の私。
第一バイオリン奏者やコンダクターと挨拶を交わす姿も、堂々としています。

コンクールとなると演奏曲がかぶったりもするのでしょうけど、妃鞠さんが奏でる音に深みを感じました。
嵌るとトコトンですので、朝からもう何度も聴いていますが、手のサイズが合うようになったら、名器ストラディヴァリウスでの演奏を聴きいてみたいなぁとも思いました。