気に入った服は、継ぎ接ぎしつつトコトン・・・
が私流で、ニット用のミシン糸と丈夫なかがり糸を買って、やらねばの針仕事に取り掛かりました。

まずは、皮の膝当てが破れてしまった草刈り用の作業ズボンからで、ストックの膝当てを一針一針返し縫い。

ゆったりしたニット生地の作業ズボンは、定年退職した翌年に、デザインと履きやすさ、安さもあって2本購入したもので、数年後に2着とも膝が擦れてしまった時は、片方のズボンを使い、デザインとして2重張りしました。
膝をついて掃除することが多いため、それもまた敗れてしまい、お尻の部分も薄くなったので、もう一度重ね縫いしました。
薄い生地だったので、さらに膝が擦れてからは、皮の膝当てを縫い付けて作業ズボンとなりました。
そんなことを思い返しながらの手縫いは、心を和ませてくれます。
 

お次は、artless craft tea & coffee の手ぬぐいを使ったマスクです。
織り重ねてるため、見えるのは tea & coffee だけで、このグレー系と Jurgen Lehl の茶系を服に合わせて着用なぁんてね。

私のマスクは日焼け防止も兼ねているので、幅が耳近くまであります。

 

最後は、ストックしてあった厚手ニットのサルエルパンツをサイズ直しました。

これもまた穿きやすさと安さ、暖かさが気に入って、黒とグレーを買った後に、在庫のあったグレーを2本を追加しました。
ただ、フリーサイズ表示の黒とグレーとではサイズが違っていたし、それもXLくらいのダブダブだったのです。
ベルトの下を10センチほどカットし、脇を縫い縮めてベルトを付けたうえに、サルエル特有の股部分も修正してのリメイクで、外出用にしていた黒は、4シーズンを過ぎた頃から膝が擦れ、すでに膝当てして家用に。
グレーの2本目も穴が開く寸前だけど、皮の膝当てはグレーが無いので、3本目のサイズ直しにトライしました。

 

長いこと着ているMUJI の編み込みカーディガウン(男性用)も、擦れた袖口を解いて、ゴム編みを止め直し、さらに擦れた時は別の毛糸で補修。
今年はついに右肘(キーボードを斜めに置いて打つので)に大きな穴が幾つか開いてしまい、毛糸の補修では追い付かないので、皮の肘当てを縫い付けました。

トコトン補修の編み込みカーディガンも厚手ニットのサルエルパンツも、冬には重宝のアイテムです。