車の1年点検に2時間ほど掛かるというので、ディーラーさんに近い渥美線高師駅から街へ出て、11月27日にグランドオープンした「まちなか図書館」へ行ってきました。

まちなか図書館の計画に並行して、7年前に友人から誘われ、勉強会に参加したのは田原図書館の館長さんが講師だった時だけでしたが、友人はずーっと携わってきた市民の一人で、先日、「まちなか図書館」の資料を届けていただきました。
街へ出た流れで寄る予定だったで、点検の時間帯を利用して視察。

帰省する息子の送迎では通らない場所なので、完成した建物を見るのは初めてです。

豊橋駅から徒歩5分の、アイスグリーンと墨黒をアクセントにしたビルのコンセプトは

Eat(食)とMikawaをつなぐCAMPUS


とのこと。
1階は、「カラダにも地球にも美味しい 東三河の食の発信拠点~FOOD FOREST~」
(11時オープンだったので、ここはまた次の機会に)

2階と3階が図書館です。

「まちなか広場」から階段を上がって館内に入ると、まず目に入ったのがカフェでした。
珈琲や台湾茶、軽食もあるようで、注文してから1杯たてで抽出で、ボトルを持参であれば100円引き(同じカップで2杯目も安くなる)ですが、スペシャリティ珈琲を注文したら650円!
マグカップサイズでたっぷりあるけど、焼き菓子ともにするとランチ代くらいになってしまいそう(^^;

2階はカフェを囲むようにレイアウトされていて、ジャズの流れる開放的な空間です。
家族連れや若い人の利用者が多く、賑わっていました。
書架は私の背丈ほどで、本がインテリアのように並べられていて、カテゴリー分けのサインも読んで楽しいアイデアです。

マガジンスペースは、本屋さんかと思うほどにたくさんの雑誌が並んでいて、「読む」だけでなく「観る」興味も満たされそうです。
キッズスペースも広くとってあり、授乳スペースやキッズトイレもありました。

3階への幅広い階段「中央ステップ」はイベント時の座席にもなっていて、吹き抜け上部の間接照明が面白いデザインでした。

3階は、リラクゼーションゾーン、ラーニング・クリエイティブゾーン、グローアップゾーンで構成されていて、ぐっと落ち着いた雰囲気です。
一人用デスクコーナーは予約だそうで、全部埋まっていて、勉強だけでなくテレワークの場所としても利用してるようです。

インテリアコーディネーター時代の癖が残っていて、使っている材料につい目が。
書架の集成材と、いろんな杢目が美しい床材のナラ単板がナチュラルな雰囲気を醸し出し、厚手のカーペットはホテルのラウンジのようなリラックス効果が感じられました。

時間が限られていたので、すっかり建物ウォッチング目線の視察だけでしたが、高齢者(70歳~)へ配布の交通券を利用して、定期的に詣でて、「まちなか図書館」ついでに1階の「emCAMPUS FOOD」もと楽しみが増えました。

目の前の地下駐車場を利用すると、1時間無料のチケットがいただけるそうです。
近隣の田原図書館や豊川の図書館へ、わざわざ足を運ぶ人が多かった豊橋市民が待ちかねた「まちなか図書館」に、これからは近隣に及ばず、遠くから足を運ぶ人が増えるかも。
ただ、本の貸出期間が15日間というので、田原のように3週間あると、遠くからでも利用しやすくなるのではと思いました。